グラブルは日課が多く、周回プレイが負担になるゲームですが、それを圧倒的に楽にしてくれるのがフルオート機能です。
今回は、その機能を活用することに特化した「フルオート編成」の紹介になります。
元は私のフルオート編成を紹介することが中心でしたが……現在は汎用的なフルオート編成に適正のあるキャラをリストアップ&紹介する方がメインになってきました。
ちなみに、無課金・マグナ編成でプレイしています。
フルオートの仕組み
※知っている方はどうぞ飛ばしてください。→次の項目へ
フルオート機能は、キャラたちがアビリティを使用しつつ戦闘するシステムです。
(召喚石は使いません。)
しかし、すべてのアビリティを使用するわけではありません。
アビリティはダメージ、強化、弱化、回復の4種類に分かれています。
フルオートでの使用順は「強化→弱化→ダメージ」の順で、
このうち、回復アビリティ(アイコンの枠が緑色のアビリティ)は使いません。
よって、敵の攻撃で全滅しないようにするためには、回復アビリティ以外の手段で回復しなくてはいけません。
また、使用間隔が0ターンのアビリティも使いません。
この仕様により、本来は優秀であるユリウスのようなキャラが、役に立てなくなる場合があります。
他にも、ザ・グローリーのリミットアビリティ「コルミロス」のように、「再使用で解除」系のアビリティも、使用した次のターンには解除されてしまいます。
味方キャラを指定して強化するアビリティも使いません。
よって、フルオート編成の場合はこれらのルールに注意しながら編成を検討しなければなりません。
これから私が紹介する編成は、フルオート編成の基本理念と一致していると思われますが、火力を気にしつつも、それなりの耐久力と、回復手段を確保した編成になります。
なお、幅広い敵を相手にすることを目的に編成しているため(汎用性重視)、特定の敵を攻略することは考えていません(非特化型)。
私のフルオート編成
※最新の編成状況は<記事の中盤>で紹介しています。
主人公
ジョブ | ランバージャック |
武器 | ゼカリヤ(アバター琴) |
アビリティ | ソウルピルファー+ミゼラブルミスト+落葉焚き |
役割 | 弱体耐性+攻防デバフ+攻防バフ+回復+奥義ゲージ補助 |
※メイン武器には無凸でも良いのでゼカリヤを装備した方が良いと思います。奥義効果で味方全体に再生効果を付与できます。
メインメンバー
レイ | 開幕、サブメンバー(5番手)に配置しているビカラと交代する |
ビカラ |
完全回避+行動阻害+奥義ゲージ補助+攻バフ+回避率UP+ディスペル(+レイの強化効果でアタッカー) |
オーキス | アタッカー+自己バリア+自己活性+攻バフ+ダメカ+マウント |
ターニャ | 攻防デバフ+自己回避率UP+敵対心UP+スロウ+攻バフ(+奥義回転率が高い編成ではアタッカー) |
※レイを使うと火力に差が出ますが、いなくても編成としては成立します。
編成の特色
次に、この編成やキャラたちの特色を整理してみます。
回復がないなら、回避をすればいいじゃない
この編成はいわゆる回避パです。まぁ、ビカラを入れていればどんなパーティーでも回避パを名乗って許されると思いますけれど。
これから詳しい紹介をするのですが、その前に回避率UPの仕様を解説しておきます。
◆回避率UPに関する通説
回避率UP系のアビリティとサポートアビリティは、二つ以上付与されていても効果量の高いものだけが反映されます。なので、複数の回避率UPバフを重ねても、基本的には意味がありません。
ただし、アビリティの効果時間の関係で、回避率UPが途切れないようにできるといったメリットはあります。例えば、ターニャ3アビは2ターンで切れてしまいますが、その後はビカラの3アビの回避率UPの恩恵を受けることができます。
また、ターニャが持っている常時回避率UPのサポアビは扱いが特殊で、他の回避率UP系アビリティとの共存が可能なようです。→2023/03/10のバランス調整で共存しなくなりました。
この前提を踏まえたうえで、各キャラの回避率について整理してみます。
主人公 → ビカラ3アビ
ビカラ → ビカラ3アビ ⇒ 切れたときはレイ2アビ
※ビカラはフルオートでは2アビを使いません。もし使った場合は効果量の高い2アビが反映されます。
オーキス → ビカラ3アビ ⇒ 切れたときは自前のサポアビ
ターニャ → 自分の3アビ ⇒ 切れたときはビカラ3アビ ⇒ 両方ともに切れたときは自前のサポアビ
こんな感じで主軸はビカラ3アビです。被ダメ2回で解除された後はそれぞれのサポアビが頼りです。
回避パを使ってみた所感は不安定です。回避率が8割もあれば安定感も出ると思いますが、3割では厳しいです。
しかしこの編成の場合、主人公は「落葉焚き」、オーキスは「1アビ」でそれぞれバリアを張っているため、被ダメで解除されてしまうビカラ3アビとの相性が良く、回避率UPと奥義ゲージ上昇量UPが維持しやすいです。その逆もまた然り。
あと、ビカラは奥義発動時の効果で自分に完全回避を付与できますので、奥義回転率さえ維持できれば、回避率に依存せずに済みます。
何より、回避パは使っていて楽しいです。これぞロマン。
対メタトロンHLは厳しい
ちなみにメタトロンHLに挑んだ場合、「回避されるなら無属性で攻撃すればいいじゃない」とばかりに無属性攻撃で滅ぼされます。別の編成を用意した方がいいです。
私の場合は(レイ→)黒騎士+オーキス+コウで組んでいます。シャレムもおすすめ。
奥義回転率が非常に高い
ビカラがいるので言うまでもありませんが、この編成の奥義回転率はとても高いです。具体的には2~3ターンに1回ぐらいの頻度で奥義を発動します。
内訳は火属性フルオート編成と似ています。
ビカラ3アビで味方全体の奥義ゲージ上昇量が50%UP。
主人公「落葉焚き」で味方全体に高揚効果。(回避率UPでバリアを維持しやすい)
オーキスとターニャは自分の奥義ゲージを上昇させる手段を持っている。
次に連続攻撃確率について。
本来のビカラは2アビのフィールド効果で確定TA状態になるのですが、フルオートでは使ってくれません。私はそれを補うためにレイの強化効果を使っています。
それ以外ではオーキスの3アビが頼りで、味方全体にDA率20%、TA率20%を付与します。
こうしてみると主人公だけ足並みが遅れそうですが(ターニャは自分の奥義ゲージを補助できる)、味方が奥義発動した際に奥義ゲージが回収できるため、意外と問題なく回ります。
ちなみに奥義が回ると、ビカラとオーキスは自身の耐久力を高めて、ターニャとオーキスは火力面を向上させます。主人公(ゼガリヤ)は3ターンの間、味方全体に再生効果を付与します。いずれも恩恵の大きい奥義効果となっています。
弱体役は主人公1人
主人公1人で攻防デバフを下限まで落とせるため、キャラ編成の自由度は高いです。
ターニャのアビリティにも累積攻防DOWNはありますが、「木こりのうた」で付与できるデバフと同枠です。だから、主人公にミゼラブルミストを持たせる必要があったんですね。
レイがいるならとりあえず使おう
レイのフルオートでの使い道は2パターンです。
- 開幕手動で1アビを使い、味方単体に「ターン進行時に2回攻撃行動」を付与する。
- 開幕手動で2アビを使い、サブメンバーに強化効果(確定TA、攻撃力UP、ダメ上限UP、回避率UP、防御DOWN)を付与しつつ入れ替わる。
1アビ使用時の欠点は、指定しているキャラが落ちるとレイ自身が戦うようになること。
2アビ使用時の欠点は、バトル参加メンバーが落ちるとレイが表に出てしまい、入れ替わったキャラに付与された強化効果が剥がれてしまうこと。
どちらにしても、フルオートでは上記アビリティが使用できないため、味方の誰かが倒された途端にパーティーの戦闘能力が低下してしまいます。
なお、2アビは連続攻撃確率が低いキャラに使うと良いです。特に効果的と思われるキャラはシャレムとバザラガです。
火力が増し増しになったオーキス
もともとのオーキスはダメージカット持ちのアタッカーでしたが、最終上限解放によって使いやすさが向上、味方全体の火力支援、マウント付与の役割も得ました。個人的にはどこにでも連れていける性能に進化したと思っています。
1アビで自分にバリアを張っている間は高い攻撃性能を発揮できるため、どれだけバリアを維持できるかが重要なキャラでしたが、光属性ダメージの最大値が固定されるようになったうえに自分で奥義ゲージを上げる手段を2つ(うち1つは活性)も得たおかげで、高い奥義頻度でバリアの耐久値を回復できます。
3アビは自分に奥義ゲージ20%UP、味方全体に消去不可の特殊強化(連続攻撃確率UP、追撃効果)を付与する高倍率ダメージアビリティです。奥義発動後に即時使用可能となるため、ダメージが稼げて、強化が途切れず、奥義ゲージが加速するという高性能っぷりです。
また、自分の残りHPが多いほど味方全体の攻撃UPのサポアビを持っています。
アビリティアタッカーと化したターニャ
サポアビの効果で常に回避率UPした状態で戦う回避盾です。
回避成功時にはスロウ付きのアビダメが発動しますが、敵対心UPと回避率大幅UPの効果ターンは2ターンと短く(使用間隔は6ターン)、安定した発動が望めないうえに盾としては少々不足感があります。同じ回避盾でもビカラには完全回避があるため、同じ感覚では使えません。→2023/03/10のバランス調整でターニャは奥義発動時に敵対心UPと回避率大幅UPの3アビを発動できるようになり、安定して回避率が高い状態を維持できるようになりました。
ターニャは奥義回転率が高い場合にアビリティアタッカーになります。奥義効果で自分に奥義ゲージを20%UPとナイフを2つ付与できますが、連続攻撃確率を盛れないため、味方から奥義ゲージ補助を受けられるかどうかが重要になります。→2023/03/10のバランス調整で敵に付与した毒薬Lvに応じて連続攻撃確率UPを得ました。今回の編成では奥義回転率が高いため、毎ターン終了時に(ナイフを消費して)累積攻防DOWNのダメージアビリティをずっと発動し続けます。
また、闇属性キャラが毒状態の敵にクリティカル確率UPのサポアビを持っています。発動確率も倍率もそれほど高くないのですが、ほとんど継続され続けるおかげで、味方全体の火力が地味に向上します。→2023/03/10のバランス調整で失いました。
最新の編成状況
現在の編成メンバーは変わっていますので、ここで紹介いたします。
最新の汎用的フルオート編成
汎用的なフルオート編成の最新版。
- ランバージャック
- 最終シス
- (レイ→)ビカラ
- オーキス
シスを最終上限解放することができたため、ターニャを外して最終シスを入れた編成です。
もともと回避パはビカラがいれば良いため、火力を伸ばす方向にシフトしました。
一応誤解のないように補足しておきますと、最終シスはビカラと同じく奥義効果で完全回避を自分に付与できるため、結果的に編成の耐久力は上がったと感じています。
また、ターニャが外れたためにスロウが使えなくなってしまいましたが、代わりにシスが恐怖効果を使えますので、敵の特殊技による被害は軽減できています。
最々新の汎用的フルオート編成
最新版をさらに更新した汎用的なフルオート編成の最々新版です。
- ザ・グローリー
- フェディエル
- (レイ→)ビカラ
- リッチ
いろいろと優秀なフェディエルをメインに据えた編成です。相性の良いリッチとビカラで脇を固めることで、回復も防御も対策も万全にした奥義パです。
できること:バリア効果、回避率UP、防御UP、奥義ゲージ上昇量UP、高揚効果、奥義性能UP、連続攻撃確率UP、マウント、ディスペルガード、自動発動ダメアビ、弱体効果、ディスペル、スロウ、HP回復
8th Anniversary の無料ガチャでたまたまフェディエルとリッチを迎えられたので組んでみましたが……これは強い(確信)。欠点としては攻撃力UP要素が少ないために通常攻撃のダメージを上げにくいことです。奥義回転率が高いのであまり気になりませんが。
この編成はあれもこれもできてしまうため、主要なジョブの有力なLBアビリティが息をしていませんでした。よって、主人公をザ・グローリーにしているのは単なる消去法です。あえて言うならメインに「永遠拒絶の太刀」を装備すると味方全体に闇属性攻撃UPを付与できるから……くらいのものです。ですから、別のジョブにしても一向に構いません。Freeアビリティは「アローレインⅢ」と「グラビティ」でいいと思います。
他の候補キャラ
表示順が上部の方が火力面、表示順が下部の方が耐久面に優れたキャラクターです。
編成状況などによって評価基準も変わるので、並び順は参考程度に考えてください。
フェディエル
デメリットもあるが最有力候補!
味方全体の攻撃性能と防御性能を大幅に向上させる。
キーワードは「毎ターンダメージを受ける」「奥義パ」「連続攻撃確率UP」「防御UP」「マウント」。
開幕のみ手動操作が必要だが、永続のフィールド効果「絶望の闇渦(敵味方は防御減少/毎ターンダメージを受ける)」中は、味方全体を効果量の高い防御大幅UP/連続攻撃確率UP/奥義性能UPで攻防面ともに強化でき、フェディエルは奥義を2回発動する。
リッチと一緒に編成すればターンダメージのデメリットを打ち消せるが、そうでないならHPを回復する手段を用意した方が良いかもしれない。
防御減少のデメリットは防御大幅UPで帳消しにしたうえでお釣りが返ってくる。
フィールド効果中はフェディエルの通常攻撃後に属性防御DOWN(累積)と連続攻撃確率DOWN(累積)付きのダメアビを自動発動する。
1アビの使用間隔は16ターンと長めだが、味方全体にバリア効果(10000)と、被ダメージ2回で解除される「死の安寧(マウント/ディスペルガード/高揚)」効果を付与する。ビカラの3アビと相性抜群。
ちなみにフィールド効果によってバリアは削られる。
リッチ
複数の役割を持つおすすめキャラ!
アタッカー兼デバッファー兼ヒーラー。
サポアビにより通常のHP回復を受け付けないが(デメリット)、常に自分の攻防UP/DA以上確定/奥義性能UPで戦えるほか、ターン終了時に自分の奥義ゲージを最大50%UPするダメアビを自動発動する。
そのダメアビと高頻度で発動できる奥義により高いアタッカー性能を持つ。
また、奥義には2つの効果がついており、スロウ効果で敵の特殊技からの被害を軽減できるほか、自分のアビリティ再使用間隔短縮によってアビリティの効果時間切れをなくすことも可能。
アビリティでは味方全体に弱体効果を付与するが、同時にターンダメージをHP回復に変換する効果も付与するため、実質的にはデメリットなしで味方全体のHPを回復できる。
また、敵全体に属性攻防DOWNを付与できるため、主人公のミゼラブルミストと合わせて攻防下限を狙える。
自分は戦闘不能から1度復活することも可能。
味方の弱体効果数によってダメアビの性能が変わるため、弱体効果対策はクリアではなくマウント(弱体効果無効)にした方が良い。
また、高火力の敵対策として味方全体に防御UPなどを付与できるキャラを一緒に編成すると良い。
余談:リッチが仲間になるリミテッド武器の「ペイン・アンド・ストレイン」は無凸でも採用すべき強さ。
水着アズサ
味方全体の耐久を支援するアタッカー兼盾役。
通常攻撃、アビダメ、奥義の命中率が低い(デメリット)代わりに攻撃力とダメージ上限が大幅UPのサポアビを持つキャラ。
3アビのデメリットで5/7ターンは通常攻撃を行わないため、主なダメージソースは1アビの即時奥義発動可能による奥義+高威力追加ダメージと2アビの高威力ダメージアビリティ。
だが、それも1アビと3アビで付与する無境の数が少ないと命中率が低いため、バトルによってダメージの振れがある。
防御面では3アビ発動中は自分の被ダメージ80%軽減と敵対心大幅UPで味方を守る盾となり、奥義を発動したターン中は味方全体の被ダメージを50%軽減する。
また、サポアビの効果で攻撃が命中した際には無境を1つ消費して味方全体のHPを回復できる。
味方全体の防御支援とHP回復、高い攻撃性能を持っているキャラなので、フェディエルやリッチがいなければ採用の余地がある。
最終シス
闇属性のアタッカー筆頭。
最終上限解放により攻撃性能と耐久性が向上した。
攻撃性能は元からあった神狼Lvによる攻撃UP、ダメージ上限UP、TA確率UPと1アビの与ダメUPに加えて、効果量の高い追撃効果が追加されたことで、ダメージ上限を突破した超火力を叩き出す。
耐久面では奥義効果に完全回避(1回)が追加されたことで被ダメを受ける機会が減り、神狼Lvが維持しやすくなった。
また、恐怖効果付与の3アビに命中率DOWNが追加されたことも被弾を減らす要因になっている。
10ターン後に使えるようになる4アビは攻防が表裏一体となっており、4ターンの間、自分への被ダメと弱体効果を無効化し、ターン進行時に攻撃を2回行える。
※最終上限解放前のシスは別途記載しています。
武器編成状況に応じてキャラ編成を見直そう【ダメージ上限の仕様】
ゾロ&サンジ
敵の属性防御を下げられる短~中期戦向けのアタッカー。
敵から狙われやすい代わりに常に確定TAのキャラ。
アビリティや奥義で自分のHPを減らすため倒れやすく、渾身スキルを入れた編成だと火力が下がりやすい。
攻撃タイプだが自分に攻撃UPを付与するアビリティを持たず、攻撃大幅UP(1回)/与ダメ上昇/追撃効果などダメージ上限到達時に恩恵を感じる効果が多いため、バッファーと一緒に編成するのが望ましい。
属性防御DOWN付きのダメアビを持っているため、主人公のミゼラブルミストと合わせて防御下限を狙える。
ターン終了時には奥義ゲージを20%消費して敵にダメージを与える。瀕死状態の場合は味方全体のHP回復/奥義ゲージ20%UPが発動に変更される。これが毎ターン発動することがゾロ&サンジの強みなので、ガードONのV2適正はいまいち。
ターン終了時に奥義ゲージを消費する仕様上、後方(4番目)に配置すると良い。
ルシウス
ダメージアビリティに優れる純粋なアタッカー。
アビリティはすべてダメージアビリティで、3アビ使用後は他のアビリティが即時使用可能になったり、奥義発動後は2回発動するようになるなど使用できる回数が多い。
長期戦では自分の連続攻撃確率も上がり、最終的には必ず連続攻撃状態になる。
さらに奥義性能も高く、累積属性防御DOWN持ち。
シャレム
敵の攻撃を防げる、奥義に優れたアタッカー。
6ターンの間、敵の攻撃性能と命中率を大きく下げることができる(使用間隔は12ターン)。
奥義には高い追加ダメージが発生する。
素の状態でも火力は高いが、奥義を3回発動すると攻撃性能が上がるので、長期戦に向いている。
2アビ(味方単体にバリアと完全回避を付与)はフルオートでは使えない。
また、敵に弱体耐性DOWNを入れられるのが地味に優秀。
バザラガ
おすすめの盾役!
背水性能を持つ優秀な盾役。
サポアビの不死身効果により20ターンまでの間は倒されないのが一番の強み。
攻撃力と防御力と敵対心が高く、HPが少ないと、さらに攻撃力と防御力が上昇する。
奥義発動後の3ターンはダメージアビリティ性能が大幅に強化され、さらに敵のターゲットにされたとき、1回だけダメアビを自動で発動する。
レイの2アビなどで連続攻撃確率を確保できると強力なアタッカーになる。
火力と盾役性能で黒騎士に勝る。
カリオストロ(恒常)
味方全体の攻防面も支える癖のないヒーラー。
後述のコウやマルキアレスとは違い、運用上の問題点を抱えていないヒーラーで、紹介している回復役の中では最も編成しやすい。もとはキャラ性能やフルオート適正などに難があったために採用を見送っていたが、2021/12/22のバランス調整によって採用候補入りを果たした。
回復役としては味方全体に再生を付与、奥義後やターン終了時にHP回復可能。
その他にも味方全体に攻撃力・属性攻撃力・クリティカル確率UPなどを付与したり、防御力UP・ディスペルガード・被ダメージ無効・スロウ効果などで防御面に貢献したりと、闇属性キャラにしては珍しく味方全体を強化できる。ただしバフの効果量は控えめ。
候補予備軍
今回は紹介したいキャラが多すぎたため、候補キャラの人数を絞る代わりに、候補予備軍の枠を設けました。上記のキャラたちを持っていれば、基本的にはそちらで編成していただければ良いと思います。
プレデター
短期戦向けの背水アタッカー。
常時確定TAから始まり、自分でHPを減らして逆境、追撃、ターン進行時に2回攻撃、いつでもアサルトなど、アタッカー性能が跳び抜けている。
自分の残りHPが少ないほど味方全体の攻撃UPのサポアビを持つ。
また、自前で回避率大幅UPのサポアビを持っていることから回避パで使えるかとも思ったが、回避パ自体が不安定であるため、長くは生き残れない。落ちる前提の運用ならアリ。
ナルメア
闇属性の旧トップクラスアタッカー。
最終シスがいないなら候補に上がるかもしれないキャラ。
最も分かりやすい強みは常に自身へ追撃効果70%を付与したまま戦えること。
また、奥義性能UP(1回)や攻撃力大幅UP(1回)など、自分の火力を伸ばす手段を複数持っている。
連続攻撃確率については2/6ターンは自身に確定TAを付与できるが、それ以外のターンの火力を最大化するには味方から連続攻撃確率UPを供給してもらう必要がある。
サポアビは自身に常にディスペルガードと一度だけ不死身効果。
弱体効果としては敵の防御DOWNの他、手動であれば確定TAの代わりにディスペルとスロウを使うこともできるが、フルオートではアビリティの使用順序的に使えない。
ヴァンピィ
魅了、ディスペル、スロウ、自己HP回復が可能なアタッカー。
常に通常攻撃と奥義でHPを吸収することができ、1アビでディスペルと属性防御DOWN(2回目以降)を、2アビでCTを1つ吸収、3アビで魅了を付与して敵の行動を阻害することができる。
アビリティによって自分の攻撃力/防御力/連続攻撃確率などを強化して、さらにターン終了時に発動するアビダメによって火力を発揮する。
他の優秀なキャラを押し退けるにはもう少し強みが欲しい。
最終前シス
被弾を受けないほど強化されていくアタッカー。
回避率UPを付与するビカラとの相性が良い。
盾役と一緒に編成するのがおすすめ。
恐怖を付与できる以外、他のアタッカーに火力や役割の幅で劣ってしまう。
ヴィーラ
弱体役を担える自己完結アタッカー。
敵には累積攻防DOWNと属性攻防DOWNを、自分には攻撃性能UPとHP回復と高揚効果。
希少なマウントを使えるのだが、オーキスと性能が被っており、弱体ができる点以外では劣ってしまう。
黒騎士
生存能力に秀でる多芸なキャラ。
HPと防御が高く、ターン終了時に自分のHPが50%を切っていると、2アビが自動発動して回復できる。
累積攻防DOWN、スロウ、ディスペル、恐怖が使える。
盾役としては、フルオートでは4アビ(単体かばう)が使えないため、サポアビの敵対心UPに頼るしかないが効果量が高くない(バザラガに劣る)。
結果的に器用貧乏感があり、汎用性よりは局所的に活躍をするキャラ。
2023/03/10のバランス調整で「1アビのダメージUP」「スロウ効果の発動機会が増加」「奥義効果にあった弱体効果回復が消えた代わりにそもそも弱体効果を受けない」調整が加えられた。
ゼヘク
弱体役と耐久面の支援ができる。
アタッカーと評しても良いのだが、闇属性は火力がおかしいキャラが多いため、相対的に微妙な評価になる。
奥義効果で自分に吸収効果を付与できるが、ターンダメージでほぼ打ち消される。独自バフが最大になるまでダメアビは低火力。
5ターンの間、味方全体に疑似マウントと被ダメ軽減を付与できる(使用間隔は12ターン)。
グラビティ、ディスペル、累積攻防DOWNを持つ。
マルキアレス
耐久性に難のあるヒーラー。
サポアビにより、味方全体が常時再生状態になる(回復量は200)。
サブメンバーに風属性SRのセワスチアンを入れると回復量が増える(+150)。
また、味方全体のHP回復効果を持つ強化アビリティがある。
運用上の問題点は、自分のHPが低いために打たれ弱いこと。
コウ
使い勝手が難しい盾役+ヒーラー+弱体役の補助。
奥義効果は2つ。敵の特殊技ダメージをDOWNと次に使う1アビ(自分のHP回復(最終上限後は吸収効果付与が追加)と奥義ゲージ20%UP)の効果を全体化。1アビは回復アビリティなのでフルオートでは使えないが、サポアビのおかげで敵の特殊技に反応して自動発動する。
→最終上限解放で奥義効果に累積攻防DOWNが追加されたため、弱体下限まであと少しだけ足りないという時に便利になった。ただし最大効果になるまで時間がかかる点には注意が必要。
2アビは敵に狐火効果(確率で通常攻撃がmissになる&コウの被ダメを軽減)と属性攻防DOWNを付与できるが、敵のCTを増加してしまう。フルオートで採用するなら、同間隔でスロウを使える黒騎士とセットにしたい。ただ、黒騎士はアタッカーではないため、パーティー全体が器用貧乏になりかねない。
3アビは防御力UP付きの全体かばう。敵が特殊技を使うと即時使用可能になるが、かえってダメージを受けすぎて倒されることが多い。
→最終上限解放で問題だった控えめな防御力UPが強化され、さらに追加された4アビの効果で5/7タ-ンの間は通常攻撃をしない代わりに敵対心大幅UP/被ダメージ軽減80%/奥義ゲージ20%UP(消去不可)によって盾役として十分に機能するようになった。
クリスマスロゼッタ
味方全体の耐久性を増強するヒーラー。
攻撃面の支援はできず、ロゼッタの火力も低め。しかし、耐久面では奥義効果で味方全体にブロック効果付与(4ターン)やリフレクト付与(40%カット。使用間隔が9ターンと少し長め)、毒状態の敵からの被ダメ軽減などがあるためかなり優秀。
回復アビリティである3アビ(味方全体のHP回復とクリア)自体は使えないが、リフレクト付与の2アビを使用した時に、水属性リリィと同じように敵の特殊技に反応して自動で3アビを発動(2回)できるため、状態異常を駆使する敵にはもってこいのキャラ。加えてディスペル持ち。
火力貢献度ランキング
ここまでに紹介したキャラたちを火力貢献度で評価、ランキングにしてみました。
なお、本人のアタッカー性能だけでなく、パーティー全体に与える強化効果も考慮した結果です。
◆火力貢献度ランキング
1位 | フェディエル |
2位 | リッチ |
3位 | 最終シス |
4位 | プレデター |
5位 | オーキス |
6位 | ゾロ&サンジ |
7位 | ルシウス |
8位 | ナルメア |
9位 | シャレム |
10位 | 最終前シス |
11位 | ヴィーラ |
12位 | バザラガ |
13位 | ターニャ |
14位 | ゼヘク |
15位 | ビカラ |
16位 | 黒騎士 |
17位 | マルキアレス |
18位 | コウ |
このランキングは全キャラを評価しているわけではありませんし、装備や背水などの条件によって評価が前後することもあるでしょうから、あくまでキャラ選出の参考程度までに考えていただければと思います。実際、ビカラはアビススパイン(アバター杖)のような必殺スキル武器によって貢献度が変わります。
まとめ
闇属性のフルオート編成紹介は以上です。
闇属性は回復キャラがいないわけではないのですが、強さや耐久性などの要因から素直に採用できるキャラがいませんでした。攻撃性能か耐久性能がもっと高いヒーラーがいたらなぁ……(闇カリオストロなら安定して使えますね。)
今回は回避パにしましたが、そうでなければ盾役を採用するのが良いと思います。私であれば、(レイ→)シャレム+オーキス+バザラガ で組んでいたと思います。ヒーラーはお好みで。
さて……これにて6属性すべてのフルオート編成+候補キャラの紹介が終わりました。
キャラの検証・選出・評価・記事化……なんだかんだで凄く時間がかかりました。ご覧くださったみなさまもお疲れ様でした。
次にグラブルの記事をつくるとしたら、対天司用編成がいいかなと考えています。天司は通常の攻防DOWNが効かないという特徴があるため、編成を考えるのが楽しかった覚えがあります。特に楽しいのは、普段は使わないようなキャラも候補に上がることですね。お楽しみにお待ちください。
関連記事(他属性フルオート編成)
他属性のフルオート編成も紹介しています。参考になると嬉しいです。
・火属性フルオート
・水属性フルオート
・土属性フルオート
・風属性フルオート
・光属性フルオート
以上、『【グラブル】闇属性の汎用的フルオート編成+候補キャラ紹介』でした。
画像出典:©Cygames,Inc.