グラブルは日課が多く、周回プレイが負担になるゲームですが、それを圧倒的に楽にしてくれるのがフルオート機能です。
今回は、その機能を活用することに特化した「フルオート編成」の紹介になります。
元は私のフルオート編成を紹介することが中心でしたが……現在は汎用的なフルオート編成に適正のあるキャラをリストアップ&紹介する方がメインになってきました。
ちなみに、無課金・マグナ編成でプレイしています。
フルオートの仕組み
※知っている方はどうぞ飛ばしてください。→次の項目へ
フルオート機能は、キャラたちがアビリティを使用しつつ戦闘するシステムです。
(召喚石は使いません。)
しかし、すべてのアビリティを使用するわけではありません。
アビリティはダメージ、強化、弱化、回復の4種類に分かれています。
フルオートでの使用順は「強化→弱化→ダメージ」の順で、
このうち、回復アビリティ(アイコンの枠が緑色のアビリティ)は使いません。
よって、敵の攻撃で全滅しないようにするためには、回復アビリティ以外の手段で回復しなくてはいけません。
また、使用間隔が0ターンのアビリティも使いません。
この仕様により、本来は優秀であるユリウスのようなキャラが、役に立てなくなる場合があります。
味方キャラを指定して強化するアビリティも使いません。
他にも、ザ・グローリーのリミットアビリティ「コルミロス」のように、「再使用で解除」系のアビリティも、使用した次のターンには解除されてしまいます。
よって、フルオート編成の場合はこれらのルールに注意しながら編成を検討しなければなりません。
これから私が紹介する編成は、フルオート編成の基本理念と一致していると思われますが、火力を気にしつつも、それなりの耐久力と、回復手段を確保した編成になります。
なお、幅広い敵を相手にすることを目的に編成しているため(汎用性重視)、特定の敵を攻略することは考えていません(非特化型)。
私のフルオート編成
※最新の編成状況は<記事の中盤>で紹介しています。
主人公
ジョブ | ランバージャック |
武器 | ハープ・オブ・ハルワアムル(天司武器) |
アビリティ | ソウルピルファー+ミゼラブルミスト+落葉焚き |
役割 | 弱体耐性+攻防デバフ+攻防バフ+回復+奥義ゲージ補助 |
最初はカオスルーダーで紹介するつもりだったのですが、結局はランバージャックになりました。優秀すぎるんですよね……マイページに表示されている戦力の数値が全くあてになりません。カオスルーダーを採用する場面は以前よりも確実に減ったと思います。
メインメンバー
ルシオ | アタッカー+バリア+攻バフ+奥義ゲージ補助+回復 |
リミテッド イオ |
アタッカー+再生+回復+攻防バフ |
ゾーイ (銃) |
自己バリア+敵対心UP+自己回避率UP+攻防バフ+吸収 |
銃ゾーイは2022/03/14のバランス調整と最終上限解放で性能が少し変わりましたが、下記の編成紹介は記事執筆当時のままです。代わりに候補キャラの一覧に最終上限解放後の銃ゾーイを追加いたしました。
編成の特色
次に、この編成やキャラたちの特色を整理してみます。
全員が味方全体のHPを回復可能
光属性はシュヴァ剣によって最大HPをたっぷりと盛れるという特徴があります。そのため、ダメージカットが不十分でも敵の特殊技による大ダメージを耐えきれる場面が多いです。
その分……と言うわけではありませんが、どのキャラも味方全体のHP回復ができるため、長期戦でもしぶとく戦い続けやすい編成となっています。
過剰な回復力のようにも思えますが、アバターHLあたりとも戦うのであればこれぐらいあった方が安心できます。(何にしてもアバターの残りHPが10%を切ったときの特殊技はどうにもなりませんが……)
奥義回転率は控えめ、アビリティダメージで稼ぐ編成
他属性の編成とは違い、連続攻撃確率を盛るのは諦めています。各自、頑張れる人にだけ頑張ってもらいます。光属性は連続攻撃確率UPを自分のみにかけるキャラが多いですし。
一応、主人公の「落葉焚き」とルシオ「1アビ」の活性効果で奥義ゲージの補助が可能なため、奥義回転率は4~5ターンに1回ぐらいの頻度にはなっています。ただし、バリアを剥がされたり、最大HPを維持できない場合には回転率が低下してしまいます。
基本的には奥義発動頻度が火力に直結しやすいのがグラブルというゲームですが、この編成では火力の多くをアビリティダメージに頼っています。ルシオとイオは高倍率のダメージアビリティを持っていて、それなりに高い頻度で発動できます。ゾーイは2アビ使用後の3ターンの間、回避時にダメアビが発生します。
もし、奥義回転率を上げたり、味方全体にかかる攻撃バフを最大限に活かしたりしたい場合には、誰かをリミテッドジャンヌ(※後述あり)に入れ替えると良いでしょう。
弱体役は主人公1人
主人公1人で攻防デバフを下限まで落とせるため、キャラ編成の自由度は高いです。
安定した強さを誇るルシオ
ルシオはだいたいどこにでも連れて行っているのですが、フルオートもその例からは漏れませんでした。
メインの役割はアタッカーになると思います。先述のとおり高倍率のダメージアビリティを5ターン間隔で使用できるほか、自分に2ターンの間、確定TAと高割合の追撃効果を付与するアビリティを持っています。それと同時に、自分に属性100%ダメージカットとマウントも付与するため、敵の特殊技とタイミングが被ればラッキーです。また、サポアビの仕様上、中~長期戦では攻撃性能が向上する点も魅力的です。
その他にも、味方全体にバリアと活性とストレングスを付与できるうえ、リミットボーナスアビリティを習得すれば、奥義発動時に味方全体のHP回復も可能になります。
運用に一癖あるが優秀なイオ
イオを起用する場面についてはさまざまな意見・考え方があると思いますが、個人的には頭を使わずに済むフルオートでこそ活躍して欲しいキャラだと思います。
メインの役割はアビリティアタッカーです。自分の奥義ゲージを引き換えにして得る「魔力の渦」という独自バフのLvを保つことで、味方全体にLvに応じた攻防バフとHP回復、ダメアビを使用できます。また、ダメージアビリティは条件を満たす度に発動し、最大Lvでルシオ2アビ×2回分以上の高倍率ダメージを叩き出します。そのほか、常に味方全体に属性ダメージ軽減や光属性攻撃UPなどを付与するサポアビも持っているため、パーティーへの貢献度も大きいです。
欠点としては、自分で連続攻撃確率を確保する手段を持たないこと、奥義ゲージが若干溜まりにくいこと、などがあります。
フルオートの為にいるようなゾーイ
ゾーイは非常にフルオート適正の高いキャラです。
メインの役割は回避盾です。自分の敵対心と回避率を上げて戦います。それ以外にも、味方全体に特殊強化をかけられるのが特筆すべき点です。具体的には、光属性キャラ全体に非常に強力な攻防UPとHP吸収効果を付与します。消去不可の特殊強化であり、使用間隔は味方から回復・強化アビリティを受けると短縮するため、編成によって使用頻度に差が出ます。私が調べた範囲では、光SSRキャラには特別相性のいいキャラはいませんでした。
ゾーイ自身は特別攻撃面に優れてはいませんが、先述のとおり、回避時にダメアビが発生することがあるため、アタッカー陣に大きく見劣りしない火力が出せます。
最新の編成状況
現在の編成メンバーは変わっていますので、ここで紹介いたします。
最新の汎用的フルオート編成
汎用的なフルオート編成の最新版。
- ランバージャック
- ルシオ
- イオ
- レ・フィーエ(恒常)
ゾーイ(銃)を外して、レ・フィーエ(恒常)を入れた編成です。
キャラを入れ替えた理由は、主に弱体効果対策です。
以前の編成では弱体効果を防いだり回復したりする術がなく、汎用的と言うにはいささか問題がありました。
そこで、敵の特殊技に反応して弱体効果を1つ回復できるレ・フィーエを編成しました。
耐久面にも貢献しつつ、編成の弱点であった奥義回転率の低さも改善できます。
さらに最々新の編成状況では、パーティーの火力向上目的でルシオを外してクビラを入れました。火力向上以外に特筆すべき点はなかったため紹介は省略します。
他の候補キャラ
表示順が上部の方が火力面、表示順が下部の方が耐久面に優れたキャラクターです。
編成状況などによって評価基準も変わるので、並び順は参考程度に考えてください。
マコラ
2回攻撃行動を味方に引き継げるアタッカー。
マコラ本人は必ず連続攻撃と通常攻撃が2ヒットのサポアビと、バトル開始時に不死身効果(1回)/被ダメ無効(1回)/自分が瀕死状態になったターンの終了時に自分のHPと弱体効果を全回復するサポアビを持っている。
そこに1アビの二兎追走効果(自分に敵対心UP/攻撃行動2回/通常攻撃後に多段ダメアビ発生+累積攻防DOWN/※2回被ダメで解除される)が合わさることで、奥義効果の完全回避(1回)付与により強化効果を維持しやすく、V2の予兆解除にも使える。
2アビの花折実取効果(自分に防御大幅DOWN/回避率UP/回避成功時に多段ダメアビ発生+スロウ効果/※2回被ダメで解除される)はリンクアビリティなので同時使用は不可だが、フルオート中でも1アビの効果が残っていれば2アビを使用してくれる
5ターン後に使用可能になる3アビでは自分とサブメンバーを入れ替える。入れ替えたキャラにマコラの強化効果を引き継ぐため、誰と入れ替わるかが重要。攻撃を2回実行できるため、できれば確定TA持ちのルシオ、ヴィーラ、フェザーあたりが良い。
また、3アビにはマコラに玉兎月影効果(マコラがバトルメンバーに登場した時、マコラに攻撃UP/ダメージ上限UP/奥義ゲージ上昇量UP/二兎追走効果/花折実取効果を付与する効果)を付与する効果もあるため、一旦引っ込んだマコラは強化されて帰って来る。
クビラ
ダメージ上限を更新するアタッカー。
各強化の効果量は控えめだが、ダメージ上限を更新する要素を持っているキャラ。
強化内容は味方全体のクリティカル確率UPと会心効果(3/6ターン)、連続攻撃確率UPと通常攻撃の与ダメUP効果の付与。
自身のアタッカー要素としては、奥義ゲージ上昇量が低い代わりに通常攻撃の与ダメージが高く、被ダメカウンター持ち。また、各種ダメアビがコンスタントに発動するため総合ダメージが大きい。
その他の要素としては最大HPと防御力が高く、3アビの敵対心UP、全体かばう、不死身効果で盾役になれる。
ただし、クビラの防御力は大して高くないため、必要に応じてフルオートでの使用をオフにするといい(9周年アプデ以降)。なお、奥義発動と4アビで自己HP回復が可能。
武器編成状況に応じてキャラ編成を見直そう【ダメージ上限の仕様】
フェザー
良くも悪くも純粋なアタッカー。
アタッカーとしての性能が高く、フルオートだと少し勿体ない動きをするが、確定TAのサポアビを持つため安定した火力を発揮できる(敵対心UPのデメリット付き)。
中期戦向けのキャラで、蒼き正拳Lvに応じて攻撃力とダメージ上限UP、奥義に追加ダメージが発生する。
その他、4ターンに1回、自分に50%追撃効果とターン経過なしで通常攻撃を実行できる。
ライバルである風属性のランドルと違い、フェザーは清々しいまでにアタッカー性能しか持たない。
リミテッドヴィーラ
味方をかばう盾役であり、ディスペルアタッカー。
最終上限解放でアタッカー性能を得たため採用候補入り。フルオートだとアビリティを無駄遣いする場面もある。
使用間隔7ターンに対して効果時間が最大3ターンという制約はあるが、1アビ発動中は自身の防御性能を大幅UP、再生効果も付けた状態で味方全体をかばう。
1アビ→3アビの味方全体強化(1ターンの間、確定TA/奥義ゲージ上昇量UP/光属性攻撃UP)で開幕の動きを加速できる。
ディスペル効果付きの2アビが発動する度に追加ダメージ(最大2回)の仕様になったことと、奥義効果で自動発動するようになったことで火力が向上。
さらに4アビの即座に奥義発動可能+奥義再発動(1回)効果により、奥義回転率に依存しない火力供給が可能となった。
リミテッドジャンヌダルク
味方全体に確定TAを付与して、さらに追撃でダメージを増やすキャラ。
本来、2アビは自分に確定TAを付与する効果だが、奥義発動後には即座に使用可能になるうえ、効果が全体化する。
本人には特別アタッカー性能はないものの、パーティー全体が高い頻度で確定TA状態になるため、奥義回転率と合わせて火力面が大きく向上する。
加えて、味方全体に攻撃大幅UPを付与することもできるため、追撃と合わせて上限を超えるダメージを叩き出せる点が魅力。
アーサー
敵の防御DOWNや味方の回復もできる耐久力の高いキャラ。
1アビは敵の感電Lvを1上昇させつつ味方全体のHPを回復するダメアビで、さらに自分のHPが75%以上ならストレングス効果も付与する。
3アビは敵に属性防御DOWN(累積)を付与しつつ即座に奥義発動可能になるダメアビ。
自分の残りHPが多いほど奥義性能UP/奥義の与ダメージが上昇し、さらに残りのHPが75%以上だとターン終了時にこの上記二つのアビリティの再使用間隔を1ターン短縮する。
2アビでは味方全体に属性ダメージカット60%/弱体効果無効(1回)/自分が瀕死なら被ダメ無効(1回)を付与する。
自分の残りHPが少ないほど防御UPし、さらに瀕死状態のときはターン終了時に2アビの再使用間隔を2ターン短縮する。
奥義効果による追撃効果付与とHP回復の効果と合わせてHPを維持しやすく渾身を活かしやすい。
水着ハールート・マールート
おすすめの支援役!
攻撃、防御、回復など、多面的に味方全体を支援する。
リミッター解放状態を維持することで、攻撃・奥義・アビリティ性能を高めたまま戦う。3回ダメージを受けると解除されてしまうが、バリアや回避率UPのおかげで想像以上に維持しやすい。
味方全体にHP回復、バリア、属性ダメージ軽減、属性攻撃UP、追撃効果、極光の刻印の数に応じて与ダメ上昇などの多種多様な強化効果を与えられるため、出番がなくなることが少ない優秀なキャラ。
銃ゾーイ(レジェンドガチャバージョン最終上限解放後)
2022/03/14のバランス調整と最終上限解放でキャラ性能が少し変わったため、改めてここで紹介します。
味方全体の耐久性を高めてくれる回避盾。
自分に回避率UPと敵対心大幅UPを付与したり、回避成功時には自分の奥義ゲージ20%UP付きのダメアビが自動発動したりする。
奥義効果では味方全体にバリアを付与したり、自分に完全回避を付与したりと耐久面を高めてくれる。
また、敵全体にはディスペルとランダムな弱体効果(累積攻撃DOWN/累積防御DOWN/累積弱体耐性減少)を付与できるが、弱体効果はないものとして考えた方がいい。
味方全体に攻防大幅UP(特殊強化)とHP吸収効果を付与する3アビと、使用可能までのターン数が長いが味方全体のHPと弱体効果を全回復できる4アビ(再使用不可)は味方から回復or強化アビリティを受けると使用間隔が短縮されるため、できるだけ編成を工夫したい。
セルエル
マウントを使えるアビリティアタッカー。
フルオートでは状態異常を回復する手段が乏しいため、マウントの存在感はかなり大きい。
自分には2ターンの確定TA、味方全体には奥義ゲージ20%UPを付与することで奥義発動を加速し、奥義効果で味方全体にクリティカル確率UPを付与する。
また、サポアビも含めてコンスタント(≒定期的)にアビリティダメージを与えられる。
しかし、いずれも上限値が高くないため、カタログスペックほどの火力は期待できない。
他にも2種の攻撃系デバフを持っている。
サンダルフォン
生存力に優れたアタッカー。
ルシオと似通った部分もあるが、ルシオがアタッカー性能に振っているのに対して、こちらは耐久性能に振っている印象を受ける。
自分の弱体効果やHPを回復する手段を持ち、防御力を上げつつ敵対心UPでカウンターを狙い、最終的にはガッツ効果で耐える。
盾役として起用するには敵対心UPが大幅ではないため少々心許ない。
また、自分のみだが、連続攻撃確率UPと活性効果で奥義回転率を高めている。
奥義効果では自分に属性攻撃UPと追撃効果、実質の奥義性能UPなどを付与できるうえ、次に使用する高倍率ダメージアビリティを2回発動するなどの点で攻撃性能も高い。
なお、味方全体にはクリティカル確率UPと与ダメ上昇で貢献する。
浴衣ザルハメリナ
汎用的なキャラではありません。
【属性が切り替わる敵】とのバトルで重宝される。
味方全体の火力を少しだけ高めてダメージ上限を上げられる。
開幕に手動操作をする必要があるが、2アビのフィールド効果を使うと敵味方の攻撃力UPと防御力DOWN。そして属性に関係なくクリティカルが発生する可能性を生み出す。
そのため【クリティカルの発生確率が高い編成を組めれば】プロトバハムートHL(つよバハ)のように属性が切り替わる敵とのバトルで火力を高めることができる(有利以外の属性に付与しづらい防御DOWNがフィールド効果にあることも有効に働く)。
ただし効果時間が8ターン(使用間隔は12ターン)であるため、フルオートではその恩恵を十分に預かることができず、理想はセミオートのような運用となる。
気がかりはフィールド効果によって敵から受けるダメージも増えてしまうこと。
防御性能に関しては味方全体にブロック効果(3/12ターン)/バリア効果/幻影効果、それと属性ダメージ軽減と属性ダメージカット20%などがある。
ジャンヌダルク(恒常)
弱体、強化、防御などの面から味方を支援する。
アビリティにより、味方全体に奥義ゲージ30%UPと、2ターンの間、自分に確定TAを付与できるため、奥義発動までのターン数を短縮できる。
さらに奥義効果により3ターンの間、味方全体に属性攻撃UPと属性ダメージカット20%を付与できる。ダメージカットが奥義効果に付随している点は評価できる。
また、攻防デバフを使えるため、主人公のアビリティ枠を一つ自由にできる。
ただし、本人の攻撃性能が高くないため、火力面とのバランスを考えると物足りなく感じることがある。
ちなみに真・道天浄土(ゼノコロゥ剣)と同じ効果(自分の残りHPに応じて味方全体に渾身効果)のサポアビを持っている。
レ・フィーエ(恒常)
おすすめの回復役!
奥義加速と耐久面を補えるヒーラー。
1アビは自分にバリアと追撃を付与する効果だったが、Lv.100になることで、敵が特殊技を発動した時に自動で3アビ(味方全体にHP回復、クリア、活性、奥義ゲージ20%UP、極光の刻印)を発動するようになった。
なお、本来3アビはフルオートでは使えない回復アビリティ。
奥義効果が優秀で、味方全体に幻影効果と3ターンの間ブロック効果(確率発動でダメージ軽減)を付与できるため、奥義回転率によっては常時ブロック効果のまま戦える。
2アビで属性攻防デバフを付与できるが効果量は低め。
他のヒーラーや耐久面支援キャラと比較すると、レ・フィーエ自身が火力を出しやすい。
ジュリエット
奥義加速と耐久面支援ができる刻印キャラ。
2022/03/10の調整でいろいろと改造されてフルオート適正が向上した。
詳細は省くが、他の耐久面支援キャラとの違いは「極光の刻印」を付与してくれる味方がいると奥義回転率と回復頻度が上がること。
極光の刻印は奥義発動時と1アビ使用時に付与でき、ターン終了時に3以上だった場合に、2消費して味方全体のHP回復と奥義ゲージ20%UP。
また、5/6ターンの間、味方全体に属性攻撃UPと属性ダメージカット20%で攻防面をほぼ常時強化できる1アビが地味に優秀。
さらに英霊を1消費すると敵全体に属性防御DOWNを付与できる。
自己火力については英霊効果時の攻防UPと奥義追加ダメージなどがあるのでそこそこのダメージは出る。
なお、クリアやマウントなどの状態異常対策は持っていないので注意。
イルザ
回復も可能な耐久面支援キャラ。
味方全体の攻撃面支援(追撃+連続攻撃確率UP(累積)+回避率UP)も可能だが、フルオートではリンクアビリティの仕様上、味方全体の耐久面支援を行う。
ただし、連続攻撃確率UPは時間経過で消えることがないため、開幕だけ手動で2アビを使う方法も効果的。
耐久面支援要素としては味方全体の属性ダメージ軽減+防御UP+累積防御UP+HP回復などがある。
また、軍資のストックがあればターン終了時に自動でダメアビを発動するため、それなりの火力貢献もできる。
ちなみにクリアやマウントなどの状態異常対策は持っていないため注意が必要。
アルルメイヤ
マウント(弱体効果無効)が奥義発動後に再使用可能になるキャラ。
実際のアビリティ使用間隔よりも高い頻度でマウントをかけ直せるため、セレマグHLやアヌビスHL、オシリスHLなどの弱体効果対策が重要なバトルで非常に有用なキャラ。
1アビは味方全体に属性ダメージカット40%(1ターン)と再生効果(3ターン)、サポアビは敵が特殊技使用時に味方全体のHP回復と奥義ゲージ10%UPなので、多少なら回復役としても働ける。
また、3アビは味方全体に強化効果(ランダムで連続攻撃確率UP、属性攻撃UP、追撃効果、ブロック効果、幻影効果)を付与することができ、アビリティの使用回数に応じて付与数が増加するため、中〜長期戦でこそ最大効果を発揮する。
クリスマスリリィ
耐久性寄りの多機能ヒーラー。
攻撃面では味方全体の属性攻撃UPと奥義ゲージ上昇量UP(3/6ターン)。
防御面では味方全体にバリア、マウント、さらにバトルメンバーの種族数に応じて幻影効果やブロック効果(3/8ターン)を追加。
弱体面ではミゼラブルミストと同枠の攻撃力DOWNとグラビティ、氷結効果。回復面ではHP回復と奥義発動時にクリアが発動する。
さらに光属性のフルチェイン(アセンション)が発生した時には属性攻撃UP・奥義ゲージ上昇量UP・HP回復効果のアビリティを自動発動するが、フルオートでは奥義発動タイミングを合わせられないためにあまり意味をなさない。
パーティーへの火力貢献度は低いが、耐久性向上には期待できるキャラ。
ティコ
味方全体を攻防強化、HPと弱体回復でサポートする。
開幕に3アビを手動で使う必要はあるが、通常攻撃を行わない(デメリット)代わりに毎ターン終了時に味方全体のHPと状態効果を1つ回復する。
奥義効果では味方全体にワクチン効果を付与し、ターン終了時に弱体効果を全回復する。 通常攻撃しなければ奥義ゲージを自身で貯めることができないが、敵が特殊技を使うと2アビが自動発動し、即座に奥義発動可能になる。
さらに5ターンの間、味方全体の攻防を超強化(特殊枠/消去不可)するアビリティの使用間隔が2ターン短縮される(もとは12ターン)。
また、フルオートでは関係ないがバトル開始時にオールポーションを1個追加する。
汎用的に使えるキャラだが、オシリスなどの回復不可のアンデット効果(回復行為でダメージを受ける状態)を付与してくる敵は相性最悪なので注意が必要。
まとめ
光属性のフルオート編成紹介は以上です。
光属性は汎用的なフルオート適正のあるキャラが少なく、火属性と同じくらい候補に挙げられるキャラが少なかった印象があります。
当初はシャルロッテも候補に挙げようかと思いましたが、通常攻撃が全体攻撃の敵相手は厳しいため、汎用性の観点から候補には上げませんでした。(ちなみに私はセレマグHL用のフルオート編成で採用しています。)
また、今回に限った話ではありませんが、主人公がランバージャック固定になっているのは少々つまらないですね。しかし、モンクに変えるには耐久面での不安が付き纏いますので、火力特化に思考を割り切らない限りは難しいです。
あるいは、安定して狩れる敵用のフルオート編成を別に作るとか? その場合、焦点は回復や耐久性能よりも、いかにして火力を出すかに移りますね。それはそれで編成を考えるのが楽しそうです。
関連記事(他属性フルオート編成)
他属性のフルオート編成も紹介しています。参考になると嬉しいです。
・火属性フルオート
・水属性フルオート
・土属性フルオート
・風属性フルオート
・闇属性フルオート
以上、『【グラブル】光属性の汎用的フルオート編成+候補キャラ紹介』でした。
画像出典:©Cygames,Inc.