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【グラブル】10分でわかるマナダイバーの使用感/性能評価/運用方法

執筆日:2023/01/30

2023/01/25のメンテナンスで実装された新クラスⅤジョブ「マナダイバー」 について、どのようなジョブなのかをさっそく自分なりに分析してみました。

 

ただし、マナダイバーの特徴である「マナベリ」は初期から持っているものしかありませんので、各種マナベリを入手したら評価が変わる点もあるかもしれません。

 

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マナダイバーの主な特徴

マナダイバーの画像

まずはマナダイバーの主な特徴を挙げてみます。

 

 刻印を味方全体に付与するアビリティ「エーテルサクション」と「シークレットトライアド」を持っている。

 LBアビリティ「オーバートランス」は再使用不可だが6ターンの間は毎ターン奥義を発動できるため中期戦の奥義パで強力。

 

 サポアビ1(魔導潜士の叡智)の効果「味方全体のアビリティダメージ性能UP」でアビダメ主体のパーティーを強化できる。

マナダイバーのサポートアビリティ1の画像

 

 サポアビ2(ノータ・パクトゥム)の効果「主人公の通常攻撃後と奥義発動後に奥義ゲージを消費して、装備したマナベリに応じたアビリティを発動する」によって、味方の攻防UP/敵の攻防DOWN/アビダメ発動/味方のHPと弱体効果回復などの中からいずれかのアビリティをコンスタントに発動できる。

マナダイバーのサポートアビリティ2の画像

 

ちなみにマナダイバーの得意武器は「杖」と「短剣」で、奥義効果で刻印を付与できる武器としては終末の神器(永遠拒絶、絶対否定)があります。

 

マナベリの種類

 

マナベリはマナダイバー実装時点で以下の種類が存在します。

 

  • ブルロネ(初期から使役可能)
  • シャルク(初期から使役可能)
  • リヴァイアサン・ミニステル
  • ユグドラシル・ミニステル
  • バハムート・ミニステル
  • ル・オー・ミニステル
  • ミニック

 

ブルロネ

マナダイバー_マナベリ_ブルロネの画像

アビリティ効果:味方全体に攻防UP(累積)※消費奥義ゲージ:0%

サポート効果:味方全体がそれぞれの自属性の刻印の数に応じて攻撃UP

初期から使役可能。「ブルロネ」は味方全体の攻防UP(累積)できる。奥義ゲージの消費がない代わりにランバージャックの落葉焚きと比較すると効果量が低い。

 

シャルク

マナダイバー_マナベリ_シャルクの画像

アビリティ効果:敵に攻防DOWN(累積)※消費奥義ゲージ:20%

サポート効果:味方全体がそれぞれの自属性の刻印の数に応じて防御UP

初期から使役可能。「シャルク」は敵に攻防DOWN(累積)を付与できるため、ウォーロックのLBアビであるブラックヘイズ(orミゼラブルミスト)と合わせて主人公一人で攻防下限値を狙える

 

リヴァイアサン・ミニステル

マナダイバー_マナベリ_リヴァイアサン・ミニステルの画像

アビリティ効果:自属性の刻印が付与されている時、ターゲットに関わらず6回自属性ダメージ/敵全体に溺水効果(スリップダメージ) ※消費奥義ゲージ:30%

サポート効果:自分が溺水状態の敵に自属性追撃効果

「リヴァイアサン・ミニステル」は敵にアビリティダメージを与えたり、追撃効果などで火力面に秀でているマナベリ。Hit数による予兆解除にも有用。ただしオーバートランス効果による6ターン奥義発動中は追撃効果を活かせない。

 

ユグドラシル・ミニステル

マナダイバー_マナベリ_ユグドラシル・ミニステルの画像

アビリティ効果:自属性の刻印が付与されている時、ターゲットに関わらず4回自属性ダメージ/自分以外の味方全体にバリア効果 ※消費奥義ゲージ:30%

サポート効果:自分が被ターゲット時にターゲットに関わらず4回自属性ダメージ

「ユグドラシル・ミニステル」も敵にアビリティダメージを与えるが、こちらは回数が少なく、被タゲ時にアビダメで反撃する。V2でガードをONにする場合はこちらの方がダメージを与える機会が増える。また、バリアで耐久貢献も可能。

 

バハムート・ミニステル

マナダイバー_マナベリ_バハムート・ミニステルの画像

アビリティ効果:自属性の刻印が3つ以上付与されている時、ターゲットに関わらず8回自属性ダメージ ※消費奥義ゲージ:75%

サポート効果:自分の奥義性能UP

「バハムート・ミニステル」は敵にアビリティダメージを与えられるが奥義ゲージの消費が大きく、そのくせサポート効果が自分の奥義性能UPなのでミスマッチ。明らかにLBアビリティ「オーバートランス」の効果を活かすことに特化したマナベリ

 

ル・オー・ミニステル

マナダイバー_マナベリ_ル・オー・ミニステルの画像

アビリティ効果:味方全体のHP回復/弱体効果を1つ回復 ※消費奥義ゲージ:30%

サポート効果:自分の奥義ゲージ上昇量UP

「ル・オー・ミニステル」は味方全体のHPや弱体効果を回復できるため、HPや弱体効果対策が重要となるバトルで活躍できる。

 

ミニック

マナダイバー_マナベリ_ミニック

アビリティ効果:敵のアイテムドロップ率UP(1回)※消費奥義ゲージ:0%

サポート効果:アイテムドロップ率UP(3%)

「ミニック」は奥義ゲージ消費がない代わりにバトル自体には基本的に貢献しないマナベリ。素材集めの周回プレイやトレハン教徒向け

 

マナベリについての評価

 

初期から使役済みのマナベリ「ブルロネ」「シャルク」はあまり強くありません。

 

ですが、新たなマナベリと契約できるまでは選択肢そのものが存在しないため、最初はこの2種類の中から選んで使うしかありません。

 

その場合は主人公1人で弱体下限値を狙えるようになる「シャルク」が良いです。編成する味方の自由度が上がります。

 

すべてのマナベリを所持しているとすれば、中期戦では「バハムート・ミニステル」長期戦で火力を出したい場合は「リヴァイアサン・ミニステル」か「ユグドラシル・ミニステル」を使うことになると思います。

 

また、V2フルオートのガードONかOFFかも判断基準になるでしょう。

 

そして、「ル・オー・ミニステル」は耐久力や回復が重要となる特定のバトルでの採用が主となると思われます。

 

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アビリティの種類

 

次にマナダイバーの各種アビリティについて、所感を交えて紹介していきます。

 

ちなみにマナダイバーで習得できるLBアビリティは「ワイルドマギカ」「シークレットトライアド」「オーバートランス」の3つで、固定枠である1アビは「エーテルサクション」です。

 

エーテルサクション

マナダイバー_アビリティ_エーテルサクションの画像

マナダイバーの1アビ(固定枠)。ダメージアビリティ。

CTを1つ吸収して自分の奥義ゲージに変換し、味方全体に自属性の刻印を付与する。

 

カオスルーダーでいうディレイⅢに当たるアビリティ。ただし吸収するCTがないと奥義ゲージが増えない点には注意。

 

ワイルドマギカ

マナダイバー_アビリティ_ワイルドマギカの画像

ダメージアビリティ。

自分に必ずトリプルアタック(2ターン)を付与する。

また、奥義ゲージを50%消費する(デメリット)ことでターン進行時に攻撃行動を2回行う

 

マナベリの奥義ゲージ消費もあって、フルオートでは攻撃行動2回を付与するのは難しい。しかし発動できれば強いので何とも言い難い。シークレットトライアドを使わない場合、どちらかと言えば手動向けのアビリティ。アサルトタイムなら強い。

 

シークレットトライアド

マナダイバー_アビリティ_シークレットトライアドの画像

強化アビリティ。

敵全体のCTを3つ増加させてしまう(デメリット)が、代わりに味方全体に追撃効果(3ターン)/奥義ゲージ30%UP/刻印を付与する。

 

CTを1つ吸収する1アビの使用間隔が同じであるため、実質的にはCT2つ増加、かつ、CTは最大にはならないアビリティと考えられる。また、1アビの奥義ゲージUP(CT吸収、変換)を必ず発動するために使う。

 

短期戦なら「シークレットトライアド」→「エーテルサクション」→「ワイルドマギカ」の順番で使うことで確定TA×追撃×ターン進行時2回攻撃×マナベリのアビタメで火力を出せる。フルオートでは自動的にその順番で発動する。

 

オーバートランス

マナダイバー_アビリティ_オーバートランスの画像

強化アビリティ。

3ターン後に使用可能になる。自分を即座に奥義発動可能にして、効果時間6ターンのオーバートランス効果(奥義やアビリティの発動に奥義ゲージを消費しない状態)を付与する。延長不可。再使用不可。

 

マナダイバーを代表するLBアビリティ。

 

バハムート/リヴァイアサン/ユグドラシル・ミニステルを装備していれば4~9ターン目は奥義ダメージ+ダメージアビリティで火力を発揮できる。ダメージだけならバハムート・ミニステルが最良。

 

マナダイバーで討伐速度比較

 

最も気になるマナダイバーの火力貢献度=討伐速度を調査するため、試しにエウロペHLをフルオートで討伐したときの速度を比較してみました。

 

エウロペHL討伐速度比較_ヴァイキングとマナダイバーの画像

――エウロペHL――

主人公がヴァイキングの場合(画像:左)

経過ターン:17 討伐時間:08:30

 

主人公がマナダイバーの場合(画像:右)

経過ターン:17 討伐時間:08:03

 

経過ターン的には中期戦というよりはやや長期戦寄りですね。この場合、経過ターンは同じですが、討伐時間、与えたダメージともにマナダイバーの方がやや上回っています。

 

ちなみにマナダイバーの方は1アビのエーテルサクションのCT吸収効果でエウロペの特殊技発動回数を減らせたためか、クリア時の残りHPはマナダイバーの方が圧倒的に上でした。(あと、シャルクの刻印数に応じて防御力UPの効果もあったかと)

 

考えてみればマナダイバーはカオスルーダーの上位ジョブでもあるため、敵に弱体効果を入れて味方の被害を軽減するという大きな役目がありましたね。

 

続いてリヴァイアサン・マグナHLでの討伐速度も比較してみます。

 

リヴァマグHL討伐速度比較_モンクとマナダイバーの画像

――リヴァイアサンHL――

主人公がモンクの場合(画像:左)

経過ターン:7 討伐時間:03:01

※こちらは戦っている最中に無言アップデートを行われてしまったため、リロードによる数秒のタイムロスがあります。

 

主人公がマナダイバーの場合(画像:右)

経過ターン:7 討伐時間:02:49

 

与えたダメージを見るとモンクの方が攻撃面に特化していて強いという印象ですが、マナダイバーは味方全体のアビリティダメージ性能UPで全体の火力を向上できているため、エウロペ戦と同様、こちらでも攻撃系のジョブにも遅れを取ってはいないようです。

 

また、エウロペHLの方も同じですが、現状ではアビリティダメージを与えるマナベリを所持していないため、リヴァイアサン・ミニステルやバハムート・ミニステルを装備した場合はモンクと同等か、それ以上の火力貢献ができそうな気がしています。

 

2023/02/11追記:アビリティダメージを与えるマナベリ(リヴァイアサン・ミニステルなど)を装備するとすごく火力が上がります。私は中期戦用の編成、かつ、アビダメ上限UPやアビダメの与ダメ上昇系の武器がある編成ではマナダイバーを採用しました。

 

マナダイバーの使用感や性能評価

 

マナダイバーはカオスルーダーほど弱体役に特化してはいませんが、スロウ効果の代わりとなる1アビ(CT吸収)を持っているため敵の特殊技発動回数を減らせますし、各種アビリティにより火力面もそこそこ充実しているため、攻防ともにバランスの良さを感じます

 

特に、バハムート・ミニステルを入手することさえできれば、火力面でヴァイキングやモンク、レリックバスターをも上回る可能性すら感じています。

 

 

運用方法としては中~長期戦向けのジョブという印象です。

 

ただ、ワイルドマギカとシークレットトライアドを使用した確定TA×追撃効果×2回攻撃(2ターン)×マナベリのアビタメという戦法も取れるため、短期戦向けの編成を組むこともできると思います。

 

あとは刻印を供給できるというのが特色の1つですが、1アビの他に刻印を供給できるアビリティがシークレットトライアド(敵のCTを増加させるデメリット付き)なので気軽に使用しづらいというのが難点ではあります。

 

また、せっかく刻印を付与しても、それだけではあまり意味がありません。刻印付与を活かせるキャラ、武器、召喚石などが必要となります。

(ただしバハムート・ミニステルのアビリティ発動条件が刻印3つ以上なので、バハムート・ミニステルを装備する場合は刻印の重要度が増します

 

 

基本的にマナベリのアビリティ発動で奥義ゲージを消費してしまうため、奥義が発動しづらいという特徴もあります。そのため、強力な奥義効果のある武器や奥義性能の高い編成が組めても少々活かしづらいですね。

(一応、高揚や活性、奥義回転率で補填することも可能ですが)

 

ただ、オーバートランスを使えば4ターン目から6ターンの間は毎ターン奥義を発動できますので、味方全体の奥義回転率を向上させたり、強力な奥義効果を活かしたりするような運用が可能になります。

 

逆に言えば、オーバートランスの効果が薄くなりがちな短期戦や長期戦ではその恩恵が得にくいことになります。(マナベリやアビリティ構成次第ではありますが)

 

 

シークレットトライアドと1アビは使用間隔が同じことから、実質的にセットで「CT2増加、かつ、最大値にはならない」と「自分の奥義ゲージ60%UP、自分以外の奥義ゲージ30%UP」と「味方全体に刻印を2つ付与」するアビリティだと考えられます。

 

なので、シークレットトライアドを採用するのは「刻印を付与する目的」での運用か、「マナベリで消費した奥義ゲージを補填」して奥義を発動できるようにする目的、あるいは短期戦目的での採用がメインになるかと思います。

 

 

マナベリによるアビリティ発動タイミングはフェディエルやマコラのように「攻撃後」であるため、ターン終了時にアビダメを与えるモンクと違ってバハ、リヴァ、ユグなどのマナベリはV2の予兆解除に活用できます

 

 

マナダイバーを使ううえでの一番の難点は、各種マナベリが入手できるまでは多くあるジョブの中でもなんとも落ち着かないポジションにしか立てないことですね。

 

装備するマナベリと今後の環境によってはもっといろいろな可能性が広がっていくと思いますので、まずはマナベリの確保、そして今後のグラブルの動向に期待、と言ったところでしょう。

 

ひとまず、中期戦を目的とした編成があれば、主人公のジョブをマナダイバーに変更してみて様子を見てみると良いかと思います。

 

その際は「味方が奥義を発動したり、奥義回転率が高いほど恩恵を受けるキャラ」「刻印を付与することで機能するキャラ」「アビリティダメージをたくさん発動するキャラ」などを編成するのが良いでしょう。

 

画像出典:©Cygames,Inc.