今週のお題「祝日なのに……」
2021/03/20(土)は【春分の日】です。
ちょうど春のお彼岸ですので、この土日を使ってお墓参りに行かれる方も多いのではないでしょうか?
…もしかすると、新型コロナウイルスの影響でお墓参りに行けないと言う方もいらっしゃるかもしれませんね。今は結婚式や葬儀でさえ身内で済ませるような時世ですから。
やはり、一日でも早く、このパンデミックが終息すると良いですね。
お墓参りに対するスタンス
私は仏教徒ではない(自己解釈)ためか、お墓参りを単なる「儀式」や「行事」の類としか認識しておらず、いつも頭の中を空っぽにしてお参りしています。
家族は信心深い仏教徒なんですけどね。私が例外なだけです。
また、子供の時分には「お墓参りに行く時間もゲームをしていたい」なんて思っていました。当時はゲームボーイやGBAなどの携帯機があったので、移動中の車の中でも遊んで、勝手に気持ち悪くなっていました。そんなことも、今となっては良い思い出……かもしれないし、そうでもないかもしれません。
そんな罰当たりな私ですが、今年は例年と違う光景を見かけました。
手桶が進化していた
いつもの如く、いつものお寺に行って、いつものようにお墓参りを終えることができましたが、その時に使ったお寺の手桶が、木製からステンレスに変わっていたのです。
画像で見ていただいた方が早いでしょう。
こちらが見慣れた木製の手桶です。
そして、こちらがステンレス製の手桶です。
商品リンクの使い方を誤っている気もしますが;
すでに知っている、見慣れているという方もいらっしゃるかもしれませんが、私は今回が初見でした。
ステンレス手桶を使った感想
使ってみた感想としましては、水を汲んだ手桶はそれなりの重さになるはずですが、ステンレスは木材よりも軽量であるため、持ち運びが以前よりもだいぶ楽になりました。
外せない花立ての汚れを濯ぐために何往復かしたために、それを強く実感しましたね。
ついでに言うと、ひしゃくのサイズ感が一回り小さくなっていたので、墓石に水をかけたり、花立てに水を注いだりがしやすくなりました。これに関してはメーカーや製品によって違っているかもしれませんけれど。
いっそのこと、すべてのお寺がステンレス手桶にしてくれたら良いと思います。……とは言え、そのための費用はどれほどかかるのでしょうか?
気になったので調べてみました。
値段の比較
まず、木製の手桶の方は値段がピンきりでした。
安くて2,000円、高くて9,000円とかですね。
仮に9,000円の手桶が20個置いてあったら、合計で18万円の費用がかかっていることになります。存外バカになりませんね。
一方、ステンレス製の手桶は11,000円でした。
こちらも20個の手桶が置いてあったとしたら、合計で22万円の費用がかかります。
スレンレスの方が木製より高く、1.22倍~5.5倍くらいの値段の違いがありますね。
スレンレス製の値段の高さにも驚きましたが、個人的には木製手桶のピンきりさの方が驚きでした。
これまで、お寺の手桶の値段なんて全く意識して来ませんでしたが、こうして現実的に考えてみると、易々と買い替えるのは難しそうですね。
もう一つ気になること
今は3月なので分かりませんでしたが、夏場の熱さや反射熱は如何ほどのものなのでしょうか?
反射熱に関しては、手桶が円筒状であるために指向性が弱く、あまり問題ないように思います。
それよりも手桶自体の熱さの方が気になります。
ステンレスの熱伝導率を調べてみたところ……木材よりは遥かに熱を伝えやすいようですが、金属の中では熱を伝えにくい部類のようです。
つまり……どういうことだってばよ?
…そこそこ熱いかもしれません。
なんて雑な結論なんだ…!
以上、『お墓参りの手桶がステンレスになっていたので感想をば』でした。