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自分で株や投資できなかった私はロボアドバイザーで資産運用を始めた

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この記事は、前回書いた「老後のために知っておきたい資産運用の仕組み」という記事の続編です。

 

sigablog.com

 

ただ、こちらの方が階層が深いうえ、こちらだけ読んでも問題ないような独立した内容にしていますのでご安心ください。

 

なお、内容は順に、自分で投資できなかった理由→代行サービスを探した→ロボアドバイザーとは→実際のサービスの紹介、といった流れになっています。

 

プロフィール画像

筆者:株を始めてみようかと思って本を読み始めたが、モチベーションが湧かずに諦めた。その後、資産運用の存在を知って調べてみたところ、自分のように株に興味を持てない人間でも簡単に運用できると分かり、現在はロボアドバイザーを1年半以上利用している。

 

 

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私が自分で投資できなかった理由

 
私が投資を始めたいと思った一番最初のきっかけは、会社での労働以外でお金を得る手段が欲しかったためです。

 

そのために、まずはなるべく簡単そうな本を探して勉強を始めてみました。ちなみにその本はこちらになります。私が買ったのは改訂前のものですが。

 

 

内容自体は分かりやすく読みやすかったのですが、私にはなぜかその勉強が楽しく思えず、次第にモチベーションがなくなり、途中で勉強を止めてしまいました。

 

もしかしたら、本での勉強(座学・予習)が性に合わなかっただけかもしれないと考えて、今度は実際に売買する環境を見てみようと思い、証券会社に口座を開設してみました。

 

しかし、それからも壁が立ち塞がります。

 

1. 証券会社のサイトが見づらかった


私は有名どころであるSBI証券に口座を開いてみたのですが、こちらのサイトは10年以上前から刷新されていなさそうなデザインをしており、私的には非常に見づらい印象がありました。

 

口座開設後もチュートリアルやガイドのようなものがなく、どこから手をつければ良いのかがまったく分かりませんでした

 

2. 選定ができなかった


SBI証券のサイトは使いづらいなぁと思いながらも、なんとか投資先の選定を始めようとするところまでは辿り着きました。しかし、今度は「株価が上がりそうな企業ってどこなの?」という疑問を抱くことになり、ついには選ぶことができませんでした。

 

本の途中までは読んでいたので、投資の基礎中の基礎は理解していましたが、本の知識だけでは投資先を選べませんでした

 

3. 単価が高かった


投資先を探すにしても、自分の知っている会社以外を絞り出すのは難しいため、アタリをつけるのは自ずと有名どころになりました。

 

しかし、そういった企業は概ね単価が高く、例えばディズニーで有名なオリエンタルランドでは最低でも140万円以上必要だったと記憶しています。一つの投資先にそれだけの金額がかかってしまうと分散投資は難しく、リスクの高い賭けに出なくてはなりません。

 

かと言って、もっと手頃でありつつ、それでいて株価の上昇が見込めるような企業を探し出す目利きも知識も私にはありませんでした

 

 

……これらの障害が立ち塞がっていたため、私は自分で投資することは諦めました。

 

 

代行サービスを探した


投資について学んだり調べたりする中で、私は投資を代行してもらえるサービスがあることを知りました。いわゆるファンドと呼ばれるものです。

 

ファンド

人々から預かった資金を一括して運用し、リターンの中から手数料を除いた金額を分配金として還元します。私たちはお金を預けるだけなので、投資先の選定や売買の実行などをしなくても、間接的に投資を行うことができます。

ファンドのイメージの画像

なお、分配金は自動的に再投資されるので、自分で出金するまでは現金化されません。しかし、そのおかげで長期運用するほど利益が増えていきます。

 

はじめのころの私がファンドに対して持っていたのはハイリスクハイリターンの印象であり、他者に任せるなど絶対にあり得ないと考えていました。

 

あとで調べていくうちに分かりましたが、堅実な成果が還って来るかどうかは利用するファンドによりますので、一概に危険・安全とは評せません。

 

そんな警戒心の強い私でしたが、ファンドについて調べていく中で、AI(人工知能)を使ったサービスがあることを知りました。

 

……これがなかったら、今でも資産運用をしていなかった可能性もあります。

 

AIが資産を運用する⁉


AIが資産運用するサービスはロボアドバイザー(略称:ロボアド)と呼ばれます。(詳しくは後述。)


投資のプロ(人)が代行するのではなく、投資のプロが監修したAI(機械)が代行する……これを知ったときにはすごい時代になったものだと素直に驚きました。

 

AIを利用した新しい技術や製品、サービスなどが続々と生み出されている時代ですから、私もAIに対してはそれなりの興味と関心を持っていました。

 

それをきっかけにいろいろと調べていく中で、前回の記事で書いた資産運用の概念や仕組みを知ったという経緯もあります。

 

その結果、堅実・安定を目指した投資も存在することを認識し、それまでの「投資をしたい」という感覚から、「資産運用をしたい」という感覚に変わりました。

 

ちなみに、私が資産運用に関する記事を書いた理由には、以下の記事を読んだことがきっかけです。ここ30年の景気の影響もあって日本人は貯金が大好きですから。もっと多くの人が資産運用を知るべきです。

www.wealthnavi.com

 

肝心のAIについてですが、AIが自動で資産を運用するというのは結構な長所です。

 

なぜなら、 私のように警戒心の高い人間からすると、人間よりも機械の方が信用できるからです。お金という生きるうえで重要なものを預ける以上、信用できる相手であって欲しいのは当然のことです。

 

試してみようと思った

 
資産運用の仕組みが堅実にお金を増やすためのものであるならば、始めてみる価値は充分にあると思いました。

 

各サービスも少額からの入金を受け付けているところもありますので、試すためのハードルも低かったです。なので、いきなり大金を預けるのが怖いという方でも気楽に始めることができます。

 

……そして遂に、私はロボアドバイザーで資産運用を決めたのです。

 

 

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ロボアドバイザーについて


それでは、メイントピックスであるロボアドバイザーについての説明をしていきます。

 

ロボアドバイザーとは?

 
ロボットとアドバイザーをかけ合わせた言葉で、AIがプロ監修のアルゴリズムに基づいて、資産形成を手助けしてくれるサービスのことです。

 

具体的な内容としては、その人に合った最適な資産配分を自動的に提案してくれます

 

その他にも、自動で運用(資産の売買、見直し)なども行ってくれますので、利用者が面倒だと思っているほとんどの行為を代行してくれます。(※運用までは対応していないサービスもあります)

 

ロボアドを使いたい人であれば、基本的には自動運用してくれるサービスを利用することをおすすめします。

 

なお、技術的に当たり前の話ですが、いずれのサービスも開始してからまだ間もないため、運用実績は短いです。しかし、仕組み自体は以前から存在していたものにロボットを組み合わせただけですので、今後の成果には期待して良いと思います。

 

良いところ


以下の3つの項目に分けて紹介いたします。

  1. 資産運用の基本をおさえている
  2. 何もしなくても良い
  3. 始めるのが簡単

 

1. 資産運用の基本をおさえている


ロボアドは資産運用の基本である「長期運用・分散投資・積み立て」をおさえているため、安定したリターンを期待することができます。

 

また、個人には難しい投資先の選定や分散投資をしてくれるのがファンドですが、ロボアドでは世界中のファンドに投資をしますので、分散投資を二重に行っているような状態になり、さらにリスクが低くなっています

 

それと、値動きが少ない「金」や、株式より安定する「不動産」など、サービスによっていろいろな金融商品を取り扱っていますので、これらの配分を変更することでリスクの大きさを調整することができます。

 

2. 何もしなくて良い


ロボアドは投資先を自分で選ばなくて良いので投資初心者に優しいです。さらに、自動で資産運用までしてくれるサービスを利用すれば、本当に何もしなくても良くなります。

 

確定申告の手間についても、各サービスにおける設定を「特定口座(源泉徴収あり)」にしておけば、向こうで処理をしてくれます。私たちが手続きする必要はありません。

 

また、サービスによってはリバランスをしてくれるところもあります。

リバランス

リバランスとは、資金配分を自動で再調整することです。例えば、リスクを考慮して資金の割り振りを株式とその他の債券で6:4の比率にして運用を始めたとしても、続けていく中で評価額が高まり8:2の比率になってしまえば、当初に想定していたリスクバランスが崩れてしまいます。それを時々見直し調整することで、安定した資産運用を実現します。

リバランスのイメージの画像

 

3. 始めるのが簡単


ロボアドバイザーは歴史の浅いサービスということもあり、新しく立ち上げられたサイトはスッキリとしていてとても見やすいです。おそらく、自動運用の場合はサイトに載せる情報が少なくて済むため、情報過多にならないのでしょう。

 

また、始めるためのガイドが用意されているので、迷うことなく始められます。一部は書面上の手続き(郵送)も必要だったりしますが、大部分はインターネット上での手続きだけで終えることができます。

 

悪いところ


ロボアドはいろいろと自動で処理してくれるため、ユーザーにはとても便利である一方、インデックスファンド(日経平均株価などの指標に連動するように運用しているファンド)に比べると手数料が高いです。

 

基本的には利回りが手数料を上回るので、投資初心者であれば特に気にすることはないと思いますが、投資についての知識を得てステップアップしたい人には高く感じられるかもしれません。

 

実績公開


「実際の成果を見るのが一番分かりやすい!」という方に向けて、ここで私の運用実績を公開したいと思います。なお、私はウェルスナビで資産運用を行っています。

 

まずは現状の成果を表にしてみました。

評価額 1,290,194円
元本 1,060,000円
利益  230,194円
利率 21.72%/約19ヶ月

コロナ禍である現在においても、ちゃんと利益が出ていますね。

 

なお、ロボアドは増えた資金を投資に充てるため、運用期間の長さに比例して利率が大きくなる傾向があります。

 

 

次にグラフを見てみましょう。

運用グラフ-補足1の画像

  • 折れ線グラフ……評価額(資産運用で出ている損益)
  • 積み上げグラフ……元本(入金や積み立てした資金)

評価額が下がって元本割れ(評価額<元本)を起こしている時期もありますが、全期間を通してみれば、大きく利益が出ているのが分かります。資金を積み立てているという背景もありますが、それ以上に右肩上がりの傾向があります。

 

 

次に、ここ約2年の間に起きた、いくつかのイベントについて注目してみましょう。

運用グラフ-補足2の画像

2019年の8~9月あたりに起きた「米中貿易摩擦」。このときは1ヶ月以上も元本割れを起こしていましたが、しばらくすると回復して、その後はきれいに右肩上がりの軌道になりました。

 

新型コロナウイルスが日本に上陸したのは2020年の1月後半ですが、経済に影響が出始めたのは2020年の2~3月あたりでした。このときは評価額が真っ赤になっていました。途中で私が追加入金したために見づらくなっていますが、底をうつのに1ヶ月ぐらいかかっていたようですね。その後はじわじわと回復をして、6~7月あたりに元本割れから復帰したようです。

 

そして現在、2021年3月、新型コロナウイルスのワクチンが打たれ始めた頃には着実に利益を伸ばし続けています。

 

まとめ


ロボアドはこんな人に向いています。

  • 投資初心者
  • リスクが怖い人
  • 時間がない人
  • 面倒ごとが嫌いな人
  • 手軽にお金を増やしたい人

そんな人たちの資産運用を手助けする心強い味方がロボアドバイザーです。

 

 

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ロボアドバイザーをいくつか紹介

 
私は1社しか使っていないので詳細な話まではできませんが、いくつかのサービスに絞り込んで、簡単に比較ができそうな情報を集めてみました。

 

いずれも自動運用ありリバランスまでしてくれるサービスとなっています。

 

※以下の情報は2021/3/4時点の情報になります。

※手数料は税抜き、年間あたりの利率です。

 

1. ウェルスナビ

 

私が利用しているのはこちらです。おすすめ!

実績紹介で景気悪化を乗り越えて黒字に回復したように、堅実な運用をされているうえにリターンもなかなかのものです。最近はTVCMも流しているので、知名度も上がって来ていると思います。

 

  • 6つの質問に答えるだけでポートフォリオを提案してくれる
  • 世界の約50ヵ国の11,000銘柄に分散投資している

 

投資金額 10万円から
自動積立 毎月1万円から
手数料 1.00%(長期割あり)

 

また、条件を満たした場合には税金最適化も自動で行ってくれます。

 

なお、現状NISA対応をしているロボアドはほとんどありませんが、ウェルスナビは今春でNISA口座に対応できるようになりました(おまかせNISA)。NISAでは一定の投資金額までは非課税となるため、より資産を形成しやすくなります。

 

WealthNavi(ウェルスナビ)

 

2. ウェルスナビforネオモバ

 

  • SBIネオモバイル証券がウェルスナビとコラボしたサービス
  • SBIネオモバイル証券の総合取引口座が必要になります

 

投資金額 1万円から
自動積立 毎月5,000円から
手数料 1.00%

 

こちらは本家より少額から運用できますが、手数料の長期割はありません。

 

なお、こちらもおまかせNISAの提供を検討中とのことです。

 

SBIネオモバイル証券のユーザーや、少額から資産運用を行いたい人向けです。

 

ウェルスナビforネオモバ

 

3. THEO+docomo

 

  • 資産額に応じてdポイントがたまったり、ドコモ口座、dアカウントなどとの連係が可能
  • 5つの質問に答えるだけでポートフォリオを提案してくれる
  • 世界86の国・地域の11,000銘柄以上に分散投資している

 

投資金額 1万円から
自動積立 毎月1万円から
手数料 1.00%

 

また、条件を満たした場合には税金最適化も自動で行ってくれます。

 

機能も十分ですので、特にドコモを使っている人におすすめです。

 

THEO+[テオプラス] docomo

 

4. 楽ラップ

 

  • 楽天証券が提供しているサービス
  • 16の質問に答えるとポートフォリオを提案してくれる

 

投資金額 1万円から
自動積立 毎月1万円から
手数料 0.985%(固定報酬型の場合)

 

税金最適化の機能はありませんが、株式市場の値動きが大きくなったとき一時的に株式投資の比率を下げるリスク回避機能を使うこともできます。

 

個人的にはあまりパッとする機能がない印象です。楽天証券の口座を持っている人向けです。

 

楽ラップ

 

 

ロボアドバイザーの紹介も以上で終わりとなります。お付き合いいただきありがとうございました。

 

ロボアドを提供している会社・サービスは他にもいろいろとありますが、手軽さや機能、リバランスの有無などの諸々の条件を考えると、このあたりから選ぶのが良いと思います。

 

本記事ではいろいろな話をさせていただきましたが、私は特に完全放置できることに大きな魅力を感じています。それでいて実績紹介のとおりのリターンがあるのですから、始めておくだけで得した気分になれました

 

今はお金がないという方もいらっしゃるとは存じますが、長期運用の性質上、早くに始めるに越したことはありません。

 

より多くの人が貯金→資産運用の価値観を持てれば、この社会は今より少しだけ寛容になれるのではないかと思います。よろしければ、身近な人や知り合いの方に、資産運用やロボアドの情報をシェアして広めていただければ嬉しいです。

 

以上、『自分で株や投資できなかった私はロボアドバイザーで資産運用を始めた』でした。

 

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