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物価も気温も上がるが生活水準は上がらない。本当は物価を上げにくい社会構造。

物価も気温も上がるが生活水準は上がらない。本当は物価を上げにくい社会構造。のアイキャッチ画像

 

今年は早くも夏バテ気味でございます。

 

そのせいか、頭がちゃんと回っていない気がしておりますが、最低でも月2回はブログを更新しようという気持ちがありますので、頑張ってクラクラする頭から思考を捻り出しております。

 

今年は梅雨明けも40度超えも例年より早いということですので、みなさまも夏バテ、熱中症にはお気をつけください。

 

……これは締めの挨拶では? ……まぁいいか(思考停止)。それでは本題へどうぞ。

 

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気温の上昇と体調不良

 

前文でも言及しましたが、今年は梅雨明けも40度超えも例年より早いらしいですね。

 

つまり、もうすでに体調を崩してもおかしくないということです。

 

夏バテしている男の子のイラスト

実際、先日は私の家族も吐き気や眩暈を覚え、一日中ぐったりとしておりました。

 

室内にいる時はできるだけ適温にした状態で過ごしましょうねという教訓です。

 

外で働く場合も、可能な限りスタミナと水分を摂取しましょう。

 

まぁ、言われるまでもなく理解していることだとは思いますけれど。

 

物価の上昇と買い物不良

 

語呂の良さから「買い物不良」という言葉を使いましたが、果たしてこの使い方は通用するものなのかどうか……まぁそれはともかく。

 

以前はスーパーマーケットの棚に置いてあれば買っていた商品も、最近は値札を見て、買い控えることも確実に増えて来ました

 

値段を見て驚く女性のイラスト

日常的に意識せざるを得ないレベルで物価が上昇していますね。

 

ガソリン代の値上がりもそうでしたが、生活の根幹に関わる部分での値動きにはかなりのストレスを覚えます。

 

だからこそ、後述の話に繋がるわけですが。

 

物価上昇や消費増税は所得増加とセットが基本

 

別に物価の上昇自体はダメなことではありません。

 

それが売られるまでにかかるコストが上がれば、それ相応の値段で売られなければいけません。

 

それは薄利多売時代を経験した日本人は身を持って知っていることでしょう(今もその傾向は残っていますが……)。

 

ですが、それは所得の上昇も伴っていればの話です。

 

所得の増加もなしに物価だけが上昇してしまえば、消費活動は控えられ、国民の生活水準は低下、あるいは停滞します。

 

そうすれば消費税での税収も低下し、国としても個人としても不幸になるでしょう。

 

 

現在の物価上昇はアメリカやらロシア~ウクライナやらの、国外の影響を受けてとのことですが、それと同時に企業やメーカーには値段を上げる好機だと捉えられているのではないかと勘繰っております。

 

補足しておきますと、それは別に企業や製造メーカーを責めているわけではありません。もっと純粋な話で、過去のツケが今になって押し寄せて来ているのかなと思っています。

 

物価を上げにくい社会構造

 

物価が上げると消費活動が低下するため、それは企業としても国としても歓迎できることではないでしょう。

 

しかし、製造コストが上がれば、それに伴って製品の値段が上がるのも自然な流れなのです。

 

ここで1つ、世知辛い話をしましょう。

 

農業の抱える問題~作物の値段据え置き~

 

カラフルな野菜たちの写真

 

これは私自身が実感の伴う知識として得た話ではありませんが、農業系の仕事に携わったことがある友人が言うには、日本や世界は長年の間、作物の値段を上げて来なかった歴史があるそうです。

 

なぜなら、作物=食品の値上がりは生活への影響が非常に大きく、買う側にとっても売る側にとっても大打撃になりかねないからです。

 

先述した「買い控え」や「ストレス」の話ですね。

 

そのため野菜などの作物の値上がりは据え置かれ、農家は生活が苦しくなってきても作物の値段を上げられず、その結果、農業をやりたがらない人が多くなるのも自然な流れであるとのこと。

 

世間(マスメディア)では後継者不足とさんざ言われている農家。その原因はなんとなく農業の大変さや泥臭さにあるような気にもさせられますが、実際には商売として大きな問題を抱えているという背景も無視できないレベルで存在するわけです。

 

日本で大規模農業を行う業者が出現しないのも、やったところで採算が合わないからなのでしょう。

 

「え、でも外国だと大規模農業をしているって聞くけど?」

 

当然の疑問です。私もそう思いました。

 

外国で大規模農業がなんとか行えている理由。それは、友人が言うには低賃金の外国人労働者が働いているからということらしいです。

 

あ、なるほどね……と納得してしまうとともに、いつか破綻する未来を予感せずにはいられませんでした。

 

そういえば、今の流行り(?)はSDGsでしたか? おそらくサスティナブルなんとかかんとかで、要は「持続可能な社会を作ろう!」的な標語だと思いますけれど……未来や環境へ配慮する前に、今この瞬間、救うべき人々がいる気がしてなりません。今のままでは金持ちの道楽か、企業のイメージアップ戦略としての使われ方しかされないでしょう。

 

閑話休題、話を戻しましょう。

 

製造メーカーの値上げも据え置かれていたのかもしれない

 

農家が作物の売値を上げられず苦しんで来たのと同じように、世の中には製造コストの増加に対して値段を上げられずに苦しんで来た企業・メーカーというものも数多く存在していたのではないでしょうか?

 

もしかしたら、コンビニ業界の底上げ戦法目隠し戦法もその煽りかもしれません(それはそれとして、購入者を騙すような手法は歓迎いたしかねますが……)。

 

ただでさえ日本は所得水準が数十年間も横ばい気味な国ですから、今回の物価上昇は今まで溜め込まれて来た製造者の方々の負担を解放する絶好のチャンスだと判断されたのではないでしょうか。

 

印象は悪くなってしまうかもしれませんが……わかりやすい言い方をすれば「値上げの言い訳が立った」ということです。

 

そんな風にアレコレと考えていると、物価の上昇を嘆きたくはなるのですが、それを理由に誰かを責める気にはなれません。

 

 

でも総理には公約を果たして欲しいです(切実)。資産運用を始めたところで国民の所得は倍増しません(そもそも所得が少ない人は資産運用をしづらいという現実もあります)。たしかに運用しないよりは遥かにマシなのですが……。

 

ちなみに資産運用については過去に記事にしたことがあります。

 資産運用の記事

 

そういえば、現在、期日前投票を行っている参議院選挙2022は7月10日が投票日です。

国民が国政に手を伸ばせる機会ですので、みなさま投票はお忘れなく。

 

またも閑話休題。

 

今回お話しした内容は主観によるものです

 

何やら気温の上昇から始まり、物価の上昇やらいろいろとお話しをさせていただきましたが、これらの大半は友人から聴いた話私の頭の中でこねくり回した理屈です。

 

よって、気温や物価の上昇はともかく、それら以外は根拠となるデータの提出を求められても出せるものはありません。この記事を根拠に陰謀論を唱えることは不可能ですのであしからず。

 

それでは夏バテと熱中症に気をつけて、夏場を凌ぎ抜きましょう!

 

物価の方は……ドウシヨウモナイ(´・ω・`)