頑張って書いた記事は検索結果の上位に表示されてほしい。
そう願うのは当たり前のことでしょう。
しかし、あることをやっておかないと検索結果にさえ表示されない場合があります。
それは【
- インデックス登録とは?
- Google Search Console でインデックス登録のリクエストを行う方法
- 記事投稿後以外にもインデックス登録を行った方が良いケースがある
- なかなかインデックスに登録されないこともある
- まとめ
インデックス登録とは?
インターネット上のWEBサイトを巡回して中身を認識することをクロールと言い、その巡回するプログラムのことをクローラーと呼びます。
インターネット上に存在する無数のWEBサイトは、検索エンジンのクローラーに認識されて初めて検索結果に表示されます 。
この、「クローラーに認識してもらっている」状態が、「インデックスに登録されている」状態なのです。
クロールされる頻度はURLやページによって差が出るため、数ヶ月単位で検索結果に表示されないなんてこともまったく珍しくはありません。
そして、ユーザーの7~8割が利用しているGoogleにインデックス登録されていない痛手は大きいです。
検索流入の機会をみすみす失わないためにも、記事を投稿した後には忘れずインデックス登録のリクエストを行いましょう。
Google Search Console でインデックス登録のリクエストを行う方法
Google Search Console を未利用の場合はこちらの記事からお読みください。
STEP.1
Google Search Console のメニューバーにある「URL検査」を選択して、投稿した記事のURLで検索をかけます。
「Googleインデックスからデータを取り寄せています」と表示が出るので少し待ちます。
STEP.2
「URLがGoogleに登録されていません」と表示されたら、「インデックス登録をリクエスト」を押します。
「公開URLがインデックスに登録可能かどうかをテストする」と表示が出るので、完了するまで少し待ちます。
テスト完了後、すぐにはインデックス登録されません。
(※数ヶ月以上かかることもよくあります。)
インデックス登録のリクエストは送信されていますので、クロールしてもらえるのを待ちましょう。
ブラウザやページは閉じてしまって大丈夫です。
記事投稿後以外にもインデックス登録を行った方が良いケースがある
新しく記事を投稿した時以外にも、以下のようなケースではインデックス登録のリクエストを送信した方が良いです。
記事を大きく修正したとき
検索結果に影響が出るかもしれない大幅な修正・加筆を行った際には、更新後の記事の中身を知らせるために、インデックス登録のリクエストを送った方が良いでしょう。
Googleにポリシー違反であると誤診されたとき
Googleのポリシーに違反していると判断されてしまった記事は、それが誤診であってもインデックス登録から外されてしまいます。
記事にポリシー違反の問題がないことをGoogleに確認してもらった後でも、こちらからリクエストを送るまで、インデックスの登録は外れたままになります。
そのため、Googleにポリシー違反であると誤診された記事があれば、問題が解決した後で必ずインデックス登録のリクエストを送りましょう。
なかなかインデックスに登録されないこともある
記事投稿後、あるいはインデックス登録のリクエスト後、数時間でインデックス登録される記事もあれば、長らくインデックス登録されない記事もあります。
原因としては、以下の要因で重要な記事ではないとみなされている可能性があります。
記事やサイトが低品質だと判断されている
記事の品質が低いと判断されているか、あるいはサイト自体のパワーが弱いために良質な記事を投稿するサイトだと認識されていない場合もあります。
この場合、とにかくページの品質を上げていく必要があります。
内部リンクがなく、孤立したページとなっている
この場合、他のページからの内部リンクを貼ることで解消される可能性があります。
関連記事にリンクを貼るのが良いでしょう。
(※関連記事のアクセス数の多さによって影響力が変わります。)
あるいは、内部リンクを貼るための関連記事を新しく作るのも1つの手段かもしれません。
重要な記事ではないとみなされる要因はさまざまですが、Googleがサイト運営の首根っこを掴んでいる以上、可能な範囲で対処にあたる他ありません。
まとめ
どれほど品質の高い記事を書いても、Googleがインデックス登録してくれなければ存在しないも同義です。
記事を投稿した後は、必ずインデックス登録をリクエストしましょう。
そして、いくら待っても登録されない記事があれば、内部リンクを貼ったり、記事の品質向上を図ったり、思いつく限りの対処を行ってみましょう。
以上、志賀雷太でした。