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私はブログやSNSなどのアイコンに、自分で描いたイラストを使っていました。
それがこの度、イラストレーターさんに描いていただいたアイコンに変更することに!
↓
アイコンが変わるとだいぶ印象が変わりますね!
顔部分を拡大すると下のような見た目になります。
見えづらいかもしれませんが、
パソコンのマークが「どんぐり」になっているんですよ
このように表情豊かで明るく朗らかなアイコンを仕上げていただけましたが…
実は今回が…
初めての依頼体験でした。
今まで誰かに仕事を依頼したことはありませんし、
当然、アイコンを描いてもらった経験もありません。
知らない人にイラストを描いてもらうのって、
すごくハードルが高いことだと思いませんか?
未経験への尻込みのせいで、
私はアイコン製作の依頼を決意するまでに随分と時間がかかりました。
同じような心境の方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では…
私が初めてココナラでアイコンの依頼を体験した話をもとに、
イラストレーターさんとの実際のやり取り
ココナラで依頼を始めてから終わるまでの一連の流れ
イラストレーターさん探しのコツや相談時のノウハウ
などの情報を惜しみなく公開することにしました!
初めてのココナラ、初めてのアイコン依頼で
戸惑っている方が求めている情報は網羅している自信があります。
アイコンを依頼する時の参考としてお役立てください。
ココナラで依頼する時の全体の流れ
依頼をする前にやっておくべき事前準備
イラストレーターさんの探し方
イラストレーターさんに伝えるべきこと
依頼完了までに交わした実際のやり取り
アイコン完成後に行ったこと
- ココナラとは何か? 1分間簡単解説!
- ココナラでアイコン制作を依頼した時の流れとやり取りを紹介します
- 体験談① 作って欲しいアイコンのデザインを考える
- 体験談② 無料会員登録を行う
- 体験談③ 希望を実現してくれるイラストレーターさんを探す
- 体験談④ 依頼をする前に事前相談を行う/見積を出してもらう
- 体験談⑤ 正式に依頼を申し込む/支払いを行う
- 体験談⑥ 作成されたラフ案が届く/修正要望を伝える
- 体験談⑦ 清書された完成品が届く/確認&要望を伝える
- 体験談⑧ 納品された完成品を確認する
- 体験談 ⑨SNSやブログにアイコンを設定する
- まとめ
ココナラとは何か? 1分間簡単解説!
ココナラ(coconala)とは、
株式会社ココナラが運営する「スキルマーケット」アプリの名称です。
「スキルマーケットって何?」と言う方にも分かりやすいように説明しますと…
イラスト制作やホームページ作り、コンサルティングや占いなど、
ビジネスとプライベートの区切りなくサービスの出品と購入ができる、
言わば依頼系マッチングアプリです。
信頼できるか分からない人と取引をするのは怖いですが、
ココナラではシステム的に出品者と購入者の間を仲介してくれます。
- お互いの連絡先を交換することなく依頼ができる
- 出品者と直接会わなくて済む
- 評価システムがあるため、出品者のマナーが良い
- 代金の不払いなどの金銭トラブルが回避できる
- クレジットカードやコンビニ決済など、支払いが簡単
このように利用者が安心できるマーケットが形成されているため、
個人間でも簡単に取引が行えるのがココナラの良いところです。
さまざまな作風のイラストレーターさんが1万人以上在籍していますので、
理想のアイコンを作ってくれるイラストレーターさんもきっと見つかります。
ココナラでアイコン制作を依頼した時の流れとやり取りを紹介します
私がココナラでアイコン制作を依頼した時の体験談をもとに、
「依頼全体の流れ」や「注意したい事柄」などをお届けします。
「イラストレーターさんと交わしたやり取り」も紹介しますので、
依頼中の雰囲気もお伝えできると思います。
- 依頼をする前に準備をしておく
- イラストレーターさんに事前相談をする
- ラフ案や清書を確認、修正要望を出す
初めての依頼だったので、私もかなり緊張していました!
あやふやな事も言っていたと思います。
しかし、協力的に応対することで素晴らしいアイコンが完成しました!
ぜひ参考にしていただき、
みなさまも新しいアイコンに身を包んでみてください
体験談① 作って欲しいアイコンのデザインを考える
アイコン制作を依頼するにあたって、さっそく必要な準備があります。
作って欲しいアイコンのデザインを考えることです。
イラストレーターさんは私たちの要望をもとにイラストを描いていきます。
自分はどんなアイコンが欲しいんだろう?
改めて考えてみると難しいですよね…。
まずは「何に使うアイコン」なのかを考えていきます。
アイコンはイメージキャラクター
私の場合、アイコンの使い道は以下の内容です。
ブログやSNSのプロフィール画像
ブログ記事内の吹き出し画像
アイキャッチ画像などにキャラクターを入れる
ただ「自分のアバター」として使うだけではなく、
「ブログのイメージキャラクター」として使うのがポイントでしょうか。
ブログを運営している人は同様の使い方を想定しているはずです。
印象に残る見た目にしたい
イメージキャラクターと言うと一時期ゆるキャラブームがありましたね。
ゆるキャラのデザインには食べ物や動物、地域の名産品やランドマークが
そのまま反映されたものが多かったと思います。
かわいさやキモさはさておき…
ゆるキャラは共通して印象に残りやすい見た目をしています。
また、それぞれ何をモチーフにしたのかも分かりやすいですね。
アイコンデザインの思考方法とは考え方が異なるかもしれませんが、
イメージを具体化する中で参考にはなると思います。
象徴的なイメージアイテムを持たせる
世のイメージキャラクターは「何の」キャラクターであるのが一目瞭然ですよね?
ブログにおいても「何の」ブログなのかが一目で分かるに越したことはありません。
できれば、ブログの運営テーマやジャンルに合ったアイコンにしたいものです。
- 絵描きブログなら「ベレー帽」や「パレット」や「筆」。
- 料理ブログなら「食べ物」や「コック帽」や「調理器具」。
このように象徴的なアイテムを持たせてあげると、
「何のジャンルのブログ」なのかがすぐに分かりますよね。
(象徴的なアイテム自体をキャラクター化する手法もあります。)
安直すぎる発想だと思いますか?
でも、これぐらい率直な方が良いんです。
「何をしている人」なのか、
「何のブログ」なのかが一目で分かりますから。
問題となるのは、象徴的なイメージアイテムがないテーマやジャンルの場合ですね。
私の場合がまさにそうなのですが、ジャンルが概念的なものでした。
参考までに、依頼前の準備段階で
私がどのようにイメージを考えていったのかをご紹介します。
ブログのジャンルやコンセプトからイメージを練り上げていく
私の(作る予定の特化型)ブログは「ブログ運営のノウハウ」を紹介するブログです。
つまり、ジャンルは「ブログ運営」。
そこから連想したイメージは「インテリメガネ」と「パソコン操作」でした。
この2つのイメージだけだと賢そうな雰囲気がありますね。
賢いイメージにはデメリットもありまして、親近感を与えにくい可能性があります。
「すごい人が見ている世界は自分とは違う」と感じるソレです。
ブログのコンセプトは「初心者にも分かりやすいように教える」ことです。
そこから連想されるイメージは、
×「厳しい」
×「真面目」
×「緩い」
などの固かったり余裕をかましていたりする印象ではなく、
◯「親しみやすさ」
◯「優しさ」
◯「穏やかさ」
などが感じられるキャラクターが良いと思いました。
その結果、キャラクターは「リス」にすることに決めたのです。
なんでリスなの?
リスは可愛いし! 条件に合ってるじゃないですか!
リスに決めた理由を理屈で言うなら「小動物には危険性を感じない」からです。
「親しみやすさ」「優しさ」「穏やかさ」に共通する要素は、
相手に警戒心や威圧感を与えないということですから。
他の人のアイコンと被っているかどうか
あとはTwitterやブログで他の人が使っているアイコンを眺めてみました。
動物の写真やキャラクターを使っている人は多かったのですが、
リスをアイコンにしている人はいませんでした。
アイコンは他の人と被らないに越したことはありません。
他の人のアイコンと被っていなかったこともリスを選んだ理由の1つです。
ただし、人物キャラクターにする場合は被りを気にしても仕方がないです。
アイコンを人物(自分の似顔絵?)にしている人は山のようにいます。
人物のアイコンにしたい場合は、
髪型や表情やパーツや服の色やアイテム、イラストのタッチなどで差別化しましょう。
半分ぐらいは現実のファッションと同じですね。
動物キャラクターと人物キャラクターの違い
動物と人物の話が出たので、ここで両者の違いを少しだけ解説します。
年齢や性別を表現することができます。
つまり、読者に親近感を覚えてもらいやすい(読者層と同じ)外見が作れます。
動物の種類そのものに付いているイメージを利用できます。
例えば、小動物は可愛い…肉食獣は怖い…のような印象ですね。
読者層が広い場合には動物キャラクターの方が良いと思います。
ちなみに動物キャラは基本的にデフォルメすると思いますので、
人物でも動物でも表情は付けられます。
←デフォルメしていない動物はこのような感じですよ。
表情がないのでコレと言った印象は感じないはずです。
イメージを深掘りする
ここまで考えて決まったことは、
- 与えるであろう印象からキャラクターは「リス」にする。
- ジャンルイメージは「インテリメガネ」や「パソコン操作」で与える?
たったこれだけです。
準備の時点でイメージを万全にしておく必要はありませんが、
これだけではイメージ情報が足りていません。
もう少しイメージ深掘りしておきましょう。
全体的なキャラクターの雰囲気・表情
初心者にも分かりやすいように教えるというコンセプトから、
「親しみやすさ」「優しさ」「穏やかさ」を想像しました。
それらを「絵」として具体的にイメージしてみます。
すると、朗らかな表情で授業をしている優しい先生のようなイメージが思い浮かびました。(丸眼鏡をかけてそう。)
ただ、優しい雰囲気なだけではダメな気もしていました。
どこか真剣味を感じさせる部分もあるべきではないか?
真剣味を出す具体的な方法までは想像できませんでしたが、
ひとまずキャラクターの大雑把な雰囲気・表情・性格はクリアです。
キャラクターの色
動物キャラクターの場合はキャラクターを何色にするのかを考えます。
種類によっては様々な毛色を持つ動物がいますが、
リスには茶色のイメージしかありませんね。
ただ、ここで一度止まって考えてみましょう。
動物のイメージカラーそのままの色で良いのでしょうか?
知らない方はいないと思いますが、人は色ごとに受け取る印象が違います。
赤なら興奮や危険。青なら冷静さや知的さを示したりします。
今回であれば優しい印象を与えたいので暖色系が良いと思いました。
イラストのタッチ(画風・色の塗り方)
イラストはどのようなタッチ(画風・色の塗り方)が良いのでしょうか?
イラストレーターさんを決める時のことも考えて、
Twitterで他の人が使っているアイコンを見て回りました!
ついでに魅力的に見えるアイコンの特徴を研究しても良いですね。
アイコンに使われているイラストのタッチを見て回った結果、
くっきりとしたタッチの方が淡い色使いよりも視認性が良いと感じました。
アイコンは表示サイズが小さいので、くっきり太めのタッチが好ましい。
アイコンの構図は全身絵が良いのか?
私はアイコンが完成するまでほとんど考えていなかったため後付けの余談です。
アイコンの表示サイズはかなり小さいです。
よって、キャラクターを全身絵にするかどうかを考えた方が良いかもしれません。
いろいろな人のプロフィールを見ていくと、
上半身や胸から上だけを映したアイコンが多かったです。
- 全身(視認性が低い)
- 上半身だけ
- 肩から上だけ(視認性が高い)
映す範囲が小さい方が視認性は高いですが、配置できるアイテムが限られてきます。
また、アイキャッチ画像に使用する場合には全身絵の方が使い勝手が良いでしょう。
どちらにも利点と欠点があります。
個人的には自分で表示域を拡大すればいいと思うため全身絵をおすすめします。
ちなみにTwitterではアイコン設定時に画像の表示域を調整できます。
象徴的なアイテムは顔の近くに置いた方がいいかもしれませんね。
依頼前にイメージしておきたいことの一覧
作って欲しいアイコンのデザインについて、考えをまとめてみましょう。
ここまでにお話しした内容を一覧にしました。
- アイコンを何に使うか
- 象徴的なイメージアイテム
- ジャンルからイメージを連想する
- コンセプトからイメージを連想する
- 他の人のアイコンと被っていないか
- キャラクターは人か動物かそれ以外か
- キャラクターの雰囲気・表情
- キャラクターの色
ここまでのイメージができていれば依頼時の土台としては十分でしょう。
あとは絵心がなくても構いませんので、一度イメージを絵にしてみましょう。
キャラクターが描けないようならアイテムだけでも良いです。
絵が描けたら、じっくりと眺めてみてください。
何をしている人か、何のブログなのかが一目で分かりそうですか?
イメージは言葉だけではとてもあやふやです。
目に見える形に描き出すことで、
さらなるイメージを練り上げたり、別のデザイン候補が閃くかもしれません。
さて…これでデザインをイメージする作業は一段落しました。
実際にはもっとたくさんのことを想像しなければいけませんが、
依頼する側の私たちはイラスト制作の素人です。
準備段階ですべてをイメージすることは困難です。
それにイラストレーターさんにはイラスト制作の経験と知識があります。
あとはイラストレーターさんと相談を進めていく中で決めていけば良いでしょう。
私がイラストレーターさんにヒアリングされた内容も紹介します!
体験談② 無料会員登録を行う
作って欲しいアイコンのデザインは考えられました。
これで依頼の下準備は完了です。
次の段階ではイラストレーターさん探しを行います。
そのため、依頼をする決意と覚悟を固めたら、会員登録を行います。
決意が固まっていない場合は、最後まで読んで全体の流れを把握してみてください。
会員登録の方法
ココナラの会員登録には以下の5つの方法があります。
- Google で登録する。
- Yahoo! JAPAN で登録する。
- Facebook で登録する。
- Apple で登録する。
- メールアドレス で登録する。
お好みの方法で会員登録を行いましょう。
私は情報を紐づけたくない派なので、メールアドレスを使って登録しました。
登録時に入力する「ユーザー名」は公開される情報です。
本名を登録しないように気をつけてください!
ハンドルネームや適当な文字を入力しておきましょう。
後から変更もできます。
体験談③ 希望を実現してくれるイラストレーターさんを探す
アイコン制作を依頼するイラストレーターさんを探します。
ココナラで出品されるサービスは分野ごとにカテゴリ分けされていますので、
アイコン制作サービスを提供しているカテゴリのページに移動します。
ページを開くと、人気のカテゴリが表示されていますよね?
大きく表示されている「アイコン作成」を選択してください。
(※スマホアプリなら上部メニューバー内にあります。)
ここからイラストレーターさんを探し出すことになります。
以下に「探し方のコツ」や「補足情報」などを記しました。
イラストレーターさん探しの参考にしてみてください。
探し方のコツ⓪ 絞り込みの基本的な条件を設定する
サイドバーor下部ナビゲーションバーから絞り込み条件を変更できます。
(※スマホアプリなら「絞り込み」から設定ができます。)
まず必須条件とも言える、商用利用可能なアイコン作成サービスに絞り込みます。
基本内容 > 「商用利用」にチェックを入れる。
詳しくは後で補足しますが、
ブログで使う場合は商用利用にしておけば間違いはありません。
アイコン作成全体では「約 18,000 件」のサービスが候補に表示されますが、
商用利用にチェックを付けると「約 5000 件」にまで候補を絞り込めます。
あと、ストレスを感じやすい人は
お好みで無料修正回数に条件を付けることもできます。
無料修正回数 > 「無制限」にチェックを入れる。
修正回数が増えるとイラストレーターさんの仕事量が増えてしまうため、
無料で修正していただける回数には制限が設けられています。
初めてアイコン制作を依頼する場合は修正回数が想定できないため、
無制限で対応してくれる出品者に絞った方が安心はできます。
しかし、代わりに選択肢が減ってしまいますので、
優良なイラストレーターさんが候補から外れる可能性があります。
私もストレスに弱い方の人間ですが、
デメリットを避けるために無料修正回数の絞り込みはしませんでした。
ちなみに私が依頼したイラストレーターさんの無料修正回数は1回でした。
探し方のコツ① 「スタイル」で候補を絞り込む
条件を商用利用に絞り込んだだけでは表示されるサービス数が多すぎます。
「スタイル」を選んで候補を絞り込みましょう。
スタイルは、自分のブログや好みに合ったジャンルを選びます。
よく分からない場合には以下のスタイルで絞り込んでみてください。
- ゆるふわ・ほんわか
- ポップ
- デフォルメ・ミニ
この3種類がブログのアイコンに適したスタイルだと思います。
(※作りたいアイコンのイメージによっても違ってきます。)
絞り込んだ中から依頼先の候補をピックアップしていきましょう。
探し方のコツ② 表示順は「おすすめ順」のままでOK
サービスの表示順(ソート)を変更できます。
- おすすめ順(デフォルト)
- 新着
- ランキング
- お気に入り数順
…で、どの表示順が良いのかと言うと、
デフォルト設定の「おすすめ順」で良いと思います。
実際、おすすめ順の後半に向かうほどアイコンとしての魅力が弱い印象がありました。
探し方のコツ③ サービスの実績や評価を参考にする
個別のサービスページにはサービスの販売実績や評価が載っています。
出品者やサービスの信頼度を推し量るのに有効な指標です。
販売実績
サービスが取引(完了)された回数です。
出品者の実力や能力が反映されているとは限りませんが、
販売実績数が多い方が安心できます。
評価と合わせて確認しましょう。
評価
取引が完了した人たちが付けた評価なので信頼できる数値です。
評価が高いほどサービス満足度が高いことを表しています。
販売実績が多いほど評価者数にも恵まれていますので、合わせて確認しましょう。
ランク
ココナラでは出品者の取引状況から評価を判定、ランク認定を行っています。
上図の通り、「ランクなし<レギュラー(R)<ブロンズ(B)<シルバー(S)<ゴールド(G)<プラチナ(P)」の順にランクが高いです。
ランクが高いサービスや出品者の方が信頼感があります。
魅力的なアイコンを制作している方は総じてランクが高い傾向があります。
探し方のコツ④ アイコン作成依頼の価格相場はどれくらい?
アイコン作成依頼の価格相場が分からなかったため、
イラストレーターさん探しと並行して、価格相場をチェックしていました。
調査の結果、依頼しても良いと思えるクオリティを提供しているサービスは――
「3,000~5,000円」(オプション追加分を含めると~8,000円)
――ぐらいの価格が相場でした。
イラストを描く作業の他に、ヒアリング、案のイメージ、購入者とのやり取りなどの手間暇もかかっていると考えると、かなり安い相場だと思います。
ちなみに実際の支払いでは、
出品者の提案価格にサービス手数料5.5%が計上された値段になります。
(例:5,000円×105.5%=5,275円)
ただし、価格相場を重視し過ぎてもいけないと思います。
- サービスを手厚くするために高くしたり…
- 実績を作るために安くしたり…
上記のような意図で価格設定されている場合もありますから。
探し方のコツ⑤ サービスの内容や購入時のお願いなどを確認する
サービスページに載っている以下の情報について確認します。
「サービス内容」
「購入時のお願い」
「有料オプション」
サービス内容
「サービスの基本的な内容」や「作成するアイコンの概要」などが書かれています。
掲載情報は出品者ごとに違いますが、テンプレートの項目があります。
テンプレート項目の中で特に確認したいのは以下の3つですね。
基本内容 (例:商用利用)
無料修正回数 (例:1回)
ラフ提案数 (例:2案)
「基本内容」では商用利用可能かどうかが書かれています。
(絞り込み条件で設定していた場合は必ず「商用利用」が入っています。)
「無料修正回数」では何回まで無料で修正してくれるかが書かれています。
(回数を超える修正の際には追加料金が発生します。)
「ラフ提案数」ではラフ案を何パターン提案してくれるかが書かれています。
(例えば、座しているA案と立っているB案、のような感じです。)
「無料修正回数」と「ラフ提案数」は数が多いほど、購入者は安心できます。
しかし、数が多くなるほど作業量が増えてしまうため、
無制限に設定しているイラストレーターさんは少なめです。
購入時のお願い
「購入者に理解して欲しい事柄」や「注意事項」、「依頼する時に教えてほしい情報」などが書かれています。
あとは、初めて依頼する人向けの資料が用意されていることもありますね。
出品者の方もスムーズにトラブルなく取引を完了させたいと思っています。
イラストレーターさんを決めた後、依頼をする時に確認しましょう。
有料オプション
基本サービスにないオプションを追加する場合は別途料金がかかります。
基本価格だけに収まることは少ないと思いますので、
費用を概算する時には有料オプションを追加したうえで計算しましょう。
見積り相談を進める中で増えていくこともあります。
探し方のコツ⑥ 商用利用は可能か?
アフィリエイトやGoogleアドセンスなどの広告は使っていますか?
ブログに広告を貼る場合は商用利用にあたります。
今は広告を貼っていない。
…と言う場合でも、将来的にどうなるかは分かりません。
実際、商用利用を認めているアイコン作成サービスは多く、
商用利用は前提条件のようなものです。
アイコンをSNSや動画で使う場合でも同じです。
基本的には商用利用する前提で考えましょう。
また、商用利用とは別に著作権に関する話もあります。
ココナラで依頼した制作物の知的財産権
ココナラで似顔絵やイラストなどを依頼した場合、出品者による制作物の知的財産権は出品者に属するものとした上で、出品者は購入者に対して原則自由に制作物を利用できる権利を認めるものと定めています。(利用規約第18条:権利帰属)
もし商用利用など制作物の利用範囲において事前確認が必要な場合は、メッセージ機能などを使って双方で条件を調整した上で、制作を開始するようお願いします。
要するに――
特に交渉のない場合、知的財産権(著作権も含まれる)は
出品者であるイラストレーターさんに帰属します。
購入者は著作権を持つイラストレーターさんから
アイコンを利用する権利を認めてもらっているのです。
著作権は譲渡されなくても問題ないのか?
ブログやその他メディアでは頻繁に「フリー素材」が使われています。
ですが、フリー素材の著作権は放棄されていません。
日本では著作権を放棄している人(サイト)が少なく、国内サイトにおけるほぼ全てのフリー素材の著作権は製作者に帰属しています。
しかし、利用規約の範疇であれば、フリー素材は誰でも利用できます。
著作権と利用許可は別の話。
著作権がなくても利用許可だけもらえていればOKです。
ココナラでは依頼者がアイコンを利用する権利をもらっているので、
著作権の譲渡までされていなくても問題はないのです。
どうしても心配な事があれば、見積り相談の時に確認しましょう。
探し方のコツ⑦ 決め手はイラストのタッチ!
イラストレーターさん探しの参考となるコツや情報をお届けしてきました。
どなたに依頼するか決まりましたか?
もしかすると、それぞれのサービスに一長一短があって決めるのが難しいかもしれません。
私がイラストレーターさんを探した時の実例
私はまず、動物キャラのアイコンを描いてくれるサービスを探しました。
条件の絞り込みで候補を減らして、サービスのサムネイルをひたすら見て行きました。
動物キャラを描いてくれるサービスはそれなりの数がありましたね。
その中でアイコンに適した魅力的なイラストを描いている人は2人いました。
依頼する候補を2人にまで絞った後は、何で最後の判断を付けるか迷いました。
サービスの違いを比較する
候補に残った2人を、仮に「Aさん」と「Bさん」と呼びます。
依頼先を決めるために、それぞれのサービスに対する印象と違いを比較しました。
- Bさんほどの魅力は感じないタッチ。
- Bさんよりも価格が安い。
- 無料修正回数が多い。
- Aさんよりも魅力的に感じるタッチ。
- Aさんよりも価格が高い。
- 無料修正回数が少ない。
信頼感に関わる「販売実績、評価、ランク」はどちらも同じくらいです。
……悩んだ末に、私はBさんを選びました!
一長一短のサービス……決め手はどこに?
正直に言って、無料修正回数の少なさには不安を覚えていました。
もともとBさんの方が基本価格が高く、さらに追加料金が発生するかもしれない。
それに、当初の設定内容よりも作業量が増えたら、
イラストレーターさんは不快に感じるかもしれないとも思いました。
(手を抜かれたら困る!)
しかし、そんな不安感よりも重要なことがありました。
例えば「安心できるから」という理由で、Aさんに依頼をしたとしましょう。
しかし、Aさんは「Bさんと同じタッチのイラスト」は描けないのです。
安心感や信頼感も大事ですが、イラストレーターさんのタッチには代えが効きません。
イラストのタッチ(画風・色の塗り方)は何よりも重要!
だから私は、魅力的なタッチのイラストが描けるBさんに決めました。
動物キャラのアイコンを依頼するなら「えむたか」様がおすすめ
私は「えむたか」様にアイコン制作の依頼をすることに決めました。
(前項でBさんと仮称していたイラストレーターさんです。)
「えむたか」様はいろいろなイラストを描かれています。
その内の1つが動物キャラです。
私が実際に依頼したサービスは以下のページです。
動物のほんわか可愛いアイコンをお描きします 動物をキャラクターに!イメージを丁寧にヒアリング致します◎
販売実績や評価なども確認できますので、興味があれば覗いてみてください。
体験談④ 依頼をする前に事前相談を行う/見積を出してもらう
ようやく依頼したいイラストレーターさんが決まりました!
次は、見積り相談(事前相談)を行います。
サービスページの画面右上にある
「見積り・カスタマイズの相談をする」ボタンを押します。
ここからは、依頼相談のメッセージを送ります。
「見積り・カスタマイズの相談をする」
依頼したいこと、相談したいことを以下の項目ごとに入力していきます。
私が入力した内容も併せて記載しておきます。よろしければ参考にしてください。
1. 相談タイトル
ブログの吹き出しや各種SNSなどで使用するアイコンの制作依頼・相談
2. 用途・種類
アイコン・ヘッダー
3. 枚数/個数
1枚
4. サイズ
未定・その他(自由入力欄:アイコン制作の一般的なサイズ。)
Twitterのヘルプ によりますと、プロフィール画像の推奨サイズは400×400pxです。
また、ココナラでアイコン出品をしているイラストレーターさんたちは、
だいたい1000px〜1200pxのサイズで作られているようです。
5. スタイル
デフォルメ・ミニ
6. 希望の色イメージ
未定・その他(自由入力欄:相談させていただければ幸いです。)
7. 納品ファイル形式
JPG PNG
8. 商用利用・著作権譲渡の希望
商用利用予定
9. 相談の目的・背景・追加情報
少し後で紹介します。
10. 予算目安
5,000円~1万円
基本価格よりも増えると考えてください。
11. 提案期限
10日後
12. 納品希望日
未定・相談して決めたい
相談の目的・背景・追加情報を伝える
先ほど後回しにした「9. 相談の目的・背景・追加情報」について紹介します。
この項目は、依頼する「目的」や「背景」などを出品者に伝えるものです。
アイコン作成は既製品を購入するのとはわけが違います。
自分の要望をしっかりと整理して伝える必要があります
最初は挨拶から始めましょう。
初めまして。志賀雷太と申します。
アイコン制作を依頼させていただきたく、まずはご相談させていただければと思います。
次にアイコンの使用目的を伝えましょう。箇条書きの方が分かりやすいかもしれません。
【目的】ブログ、SNS、動画投稿サイトのプロフィール画像に使います。
また、ブログ記事内の吹き出し、ブログ記事内の画像の中、動画の中で使うなどの使い方を予定しています。
利用目的はきちんと伝えておきましょう。
認識に相違があるとトラブルの種になるかもしれません。
画像や動画の中に使う場合は、「背景を透過した状態(キャラクター本体だけ)でも使います」と書き足した方がいいです。
次は依頼する背景を伝えます。
【依頼背景】私は現在雑記系ブログを運営していますが(参考URL)、後々には「ブログ運営のノウハウを教える・ブログ初心者の参考になる」ことをコンセプトにした特化型ブログを立ち上げる予定でいます。
それにあたって、まずは人の目を引きつつ、親近感や安心感を覚えてもらえるような魅力的なアイコンに更新したいと思っています。
現在は自作したリスのイラストをプロフィールアイコンとして使っていますが(添付1)、これでは表情が感じ取れず、親しみを持てないのではないかと考えています。また、表情のあるリスのイラストを描いたこともありますが、単純にデフォルメするだけではダメだということも分かりました。
そのような背景があったため、今回はえむたか様に依頼のご相談をさせていただきました。
参考ファイルやURLを添付することもできます。
私は旧アイコンとデフォルメしたキャラのアイコンを添付しておきましたが、意味があったのかは…謎です。
イメージを具体化したイラストがあれば添付しておきましょう。
「この写真の犬種をキャラクターにしてほしい」という伝え方も可能です。
髪を切りに行った時にカタログ雑誌を見せるのと同じやり方ですね。
あとは「出品者が求めている情報」や「デザインのイメージ」などを伝えましょう。
【追加情報】作成していただきたいアイコンの詳細なイメージはまだ固まっていません。できればプロの方の知見を取り入れたいと考えています。
現在イメージしていることは……
①ブログ運営のノウハウ →インテリメガネ、パソコン操作
②初心者に優しく教える →親しみやすく、優しい印象の動物 →リス
③朗らかな表情で授業をしている優しい先生のような雰囲気のリス →丸メガネ?
④色はリスなので茶色? でも温かみを演出するならオレンジ寄りのカラー?
⑤ただ可愛いだけじゃダメで、何か真剣味を感じさせる部分もあるべき?
具体的なイメージが固まっていない中でのご相談なので大変お手数かと存じますが、何卒ご協力いただければと思います。
【納期】特に急いではいません。提案期限もとりあえずで入力しただけです。
【オプションの予定】眼鏡はあった方がいいかな?と考えていますが、それ以外はイメージが固まっていないため未定です。
最後によろしくお願いしますと書いて締めます。
今回が初めてのココナラ、初めての発注ということで、不慣れなこともあってご迷惑もかけてしまうかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
私が送った情報はこのような内容です。たどたどしいですね(笑)
イラストレーターさんは依頼者の希望をもとにデザインを進めますので、
自分の考えを余すことなく伝えましょう。
イラストレーターさんとのやり取り(相談)が始まる
この先では、イラストレーターさんと交わしたやり取りを公開します。
あくまでも1つの事例として参考にしてください。
依頼の相談を開始すると、下画像のようなトークルームが開きます。
出品者とのやり取りはトークルームにて行われます。
しばらくすると通知のメールが届きました。
トークルームに1回目の返信メッセージが書き込まれたようです。
※原文のままではありません。
※分かりやすくするために圧縮して箇条書きにしています。
- 初めまして、ご相談いただきありがとうございます。
- ご要望がまとまっていて有難いです。
- 内容を確認後、改めてお返事させていただきます。
「やっぱり忙しいのかな?」などと思っていると、またメッセージが届きました。
(対応が早すぎてビビっていたのはここだけの秘密です。)
- ご希望のアイテムは「パソコン1点」、「眼鏡1点」でしょうか?
- アイテムを追加したり背景に描き込みしたりする場合は追加料金1,500円で承ります。
- 「パソコン」は1点あたり1,500円、「眼鏡」は無料でお描きします。
- 「服装」は上下セットで1,500円、上のみ/下のみは1,000円でお描きできます。
- ラフを制作させて頂きますので、そちらをもとに詳しいイメージの相談も可能です。
要するに、追加料金でアイテムや服を描きますという内容ですね。
「アイテムは決まっていますか?」
「決まっていなければ(正式依頼後に描く)ラフをもとに相談もできます。」
と言った感じでしょうか。
- デフォルメの雰囲気をサービスページの参考画像からお選びください。
「イメージしている雰囲気は○枚目の○○○に近いです。」という回答が求められています。
ピンポイントでイメージに近いイラストがない場合は回答が難しいです…。
- 「ノウハウを教える」「先生のような」というイメージであれば、知識=本、先生=スーツ等の服・黒板といったイメージが挙げられます。
- 物を描き過ぎるとキャラクターが目立たなくなる恐れがあるため、アイテムの大きさは相談できればと思います。
- また、参考までに当方のイメージをお伝えさせていただきます。
- 「温かみを演出するならオレンジ寄りのカラー?」は、当方のイメージに近いお考えです。
- 「真剣味を感じさせる部分もあるべき?」については、表情やポーズを中心に表現し、色はポップ(色とりどり)ではなく、ナチュラルやスマート(色の系統を2~3色にまとめる)な色使いを考えています。
イメージの話題が出て来ました!
準備段階ではキャラクターの服装は何も考えていませんでしたし、
真剣味の表現方法はイメージができていなかったので、提案がありがたいです!
早速いただいた情報を整理して、真剣に考えて込みました。
2回目の送信メッセージ
イメージの参考情報をお教えいただきありがとうございました。
ご意見を受けていろいろと考えてみました。
【雰囲気】参考画像を見て、パソコンを弄っているイメージに近いのかなとも考えたのですが、教えるという立場からすると、座り姿ではなく「立ち姿」の方が適しているような気がして来ました。立ち姿のデザインの中では1枚目の試験管を持ったハリネズミがイメージに寄っているかもしれません。
真剣味と色の表現につきましてはご提案いただいている方針で問題ないかと思います。
【アイテムについて】
眼鏡は確定で良いです。
黒板はおそらく背景に設置するアイテムになりますよね? アイコンは背景を透過した状態でも使いたいので(アイコンを画像に挿入する)、後方に設置するタイプのアイテムの使用は避けたいです。
本はインプットの象徴であるため、作っていただきたいアイコンのイメージとは少しズレてしまう気がしました。アイテムは知識+行動=結果となるものが良いと思います。
パソコンはインプットもアウトプットも可能な道具なので、本よりはイメージに合っていると思っています。ただし、先述のとおり立ち姿のイメージに当てはめるとパソコンはミスマッチかもしれない(片手持ち?)と悩んでいます。
【服装について】
ブログはガチガチにビジネスをやっている人もいれば、趣味+αぐらいの感覚でやっている人もいるので、個人的にはスーツ姿だとかしこまった印象を与えるような気がしています。ワイシャツ+ネクタイぐらいの方が柔らかい印象になるのではないかと考えるのですが、デザイン製作者の目線としてはどうお考えになりますか?
また、服装を上下にする場合は下にスラックスを履く感じでしょうか? リスは短足と言うか、独特な足の形状をしているので、私の脳内ではスラックスを履いたリスがイメージできていません。かと言って、下無しだとどんな印象を受けるのかもイメージできていません。
なかなかイメージがまとまらず申し訳ございませんが、現状でイメージできたのはここまでとなります。さらに先に進むためのご意見をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
文章が長い!
要約すると以下のとおりです。
- 教える立場→「立ち姿」が良い?
- 背景は透過して使いたい→後方に設置するアイテムは使いたくない。
- 本よりパソコンの方が良い。だけど立ち姿とはミスマッチかも?
- 服装はスーツ姿だと堅苦しいかも?→プロの意見をください。
- リスのキャラクターがズボンを履いている姿がイメージできません(泣)
素人の想像力ではこれが限界でした…。
3回目のメッセージが届きました。
「表情とポーズ」の話
- 教えるような雰囲気にするため、見ている人と目線が合うような表情を考えています。
- 「立ち姿」ではないのですが、座るポーズ(足を交差させる等)だとスマートなイメージになるかと思います。
「アイテム」の話
- 本よりパソコンの方がイメージには合うかもしれません。
-
タブレット+タッチペンも知識+行動のイメージになるかもしれません。
「パソコン片手持ち」の話
- パソコンの片手持ちはこのようなイメージになります。(参考URL)
「服装」の話
- カジュアルなイメージであれば、インナーはTシャツ、上着は七分袖のサマーベストだとラフ過ぎないオフ感が出るかと思います。服装はオプションになりますのでご検討頂ければ幸いです。
「服装(下)」の話
- 短足のたぬきにスラックスを履かせたものがこちらです。(参考URL)
- 下無しは白衣のハリネズミに近いイメージになります。上のみの服装は動物みが強くなる印象になります。
表情とポーズ・アイテム・服装について、さまざまな意見をいただけました。
具体的な提案の他に、与える印象についても補足していただけています。
…改めて考えると、まだ事前相談の段階なんですよね。すごい親身なのに。
3回目の送信メッセージ
「座るポーズ(足を交差させる等)」
いいかもしれません! ちなみに足を交差させるというと足組みのようなポーズでしょうか? 偉そうに見えるのは避けたいのですが、問題なく仕上げられそうでしょうか?
「持たせるアイテム」
パソコン片手持ちの参考画像を拝見いたしました。思っていたほどの違和感はなかったので、パソコンを持たせる方向でお願いしたいです。
「服装(上)」
ワイシャツ+ネクタイとTシャツ+サマーベストでイメージの差異を検討してみたところ、前者はベテランの中年、後者は努力中の若者、といったイメージが思い浮かびました。教えるという点では前者の方が良い気もしたのですが、共感という面においては後者の方が親しみを持ってもらいやすそうに思えたので、Tシャツ+サマーベスト案の方にしたいと思います。
「服装(下)」
悩んだのですが、なんとなくリスのチャームポイントは足にもあるように思えたので、動物みが増すという点を踏まえても、下はむしろ露出していく方向にしていただければと思います。
先程までは自分の頭の中でイメージが停滞してしまいました。
しかし、参考となる意見を受けたことで徐々にイメージ像が見えてきました!
4回目のメッセージが届きました。
「座るポーズ(足を交差させる等)」
- 足の交差は足組みのようなイメージです。
- キャラクターの表情と姿勢で偉そうな様子を緩和できればと考えています。
- 足を組まず降ろした状態の方が誠実な雰囲気にはなるかと思います。
足組みをしても、偉そうな様子を緩和する手法があるみたいですね。
また、スマートな雰囲気と誠実な雰囲気…どちらを取るか悩ましいです…。
「お見積り」
- 眼鏡(無料)
- パソコン 1,500円
- 服装上のみ 1,000円
- 制作費計¥7,500-で提案する予定です。
基本価格は5,000円でしたが、追加料金で1.5倍になりました。
「著作権譲渡について」
- 制作物の著作権は当方に帰属します。
- 著作権譲渡はお断りしています。
- インターネット上であれば使用制限はありません。アイコンへの使用であれば何か制限がかかるようなことはないとお考えいただければと思います。
著作権はイラストレーターさん探しのコツでまとめておいた内容と同じですね。
イメージがまとまってきたタイミングで提案が届きました。
提案は「正式な依頼を申し込むためのページ」です。
提案には以下の内容が書かれていました。
見積り価格(追加オプション)
作業予定(納期)
完成品について(権利関係)
提案に書かれる内容は、出品者によって多少の違いはあると思います。
私はまだ事前相談が終わっていないため、提案は確認するまでに留めておきます。
4回目の送信メッセージ
「足のポーズ」
スマートさと誠実さの両者を惜しむ気持ちがあり、率直に言って決断を下すのが難しいです。
申し訳ありませんが、えむたか様の方が私よりも完成形をイメージできていると思いますので、えむたか様がより魅力的に映りそうだと考えている方のポーズでお願いできますか?
見積り提案の件も確認させていただきました。インターネット以外での使用(印刷やグッズ化)予定もありませんので、著作権の所在についても特に問題はないと思います。
この話がまとまったら、いよいよ正式な依頼です!
5回目のメッセージが届きました。
「ポーズについて」
- 本制作に入る前にラフの制作を行います。
- ラフ段階で2パターン(足組み、足降ろし)ご用意いたしますので、ラフをご覧になった後でポーズを決定していただくのはいかがでしょうか?
私は想像力の限界により「おまかせ」にしようかと思っていましたが、
ラフを見てからポーズを決めてはどうかと提案されました。
言われてみれば、ラフ提案数は「2」でした。
5回目の送信メッセージ
ポーズの件、お手数かと存じますが、その方針で進めていただけると助かります。
私の回答は決まっていました。
見積り相談はここまでです。
このあとは正式な依頼を行うのですが、 その前に本項のまとめを書き残します。
使用目的をしっかりと伝える
見積り相談では認識の相違が生じないように、
アイコンの使用目的をしっかりと伝えることが大事です。
- ブログのプロフィール画像
- SNSのプロフィール画像
- 動画投稿サイトのプロフィール画像
- ブログ記事内の吹き出し
- ブログやSNSに貼る画像中(※)
- 動画中(※)
※キャラクター本体のみ(背景を透過した状態)でも使う予定です。
作ってもらいたいアイコンの具体的なイメージを伝える
イラストレーターさんにアイコンのデザインを進めてもらうために、
自分の考え・希望・イメージをできるだけ具体的に伝えましょう。
- キャラクター(似顔絵、動物、その他…)
- 描いて欲しいアイテム
- 服装のイメージ(裸、スーツ、上下、上のみ…)
- イメージに近いアイコン画像を知らせる
- 色の指定
- キャラクターの雰囲気(表情、印象…)
- キャラクターのポーズ
もし、例に挙げたものがすべてイメージできなくても問題ありません。
イラストレーターさんから参考になる意見をもらったり、
相談をする中でイメージできるようになったり、
実際にラフを描いてもらってから決めたりもできます。
私たち依頼者側はイラストを描くことについては素人です。
ヒアリングされてもイメージできない、決められないのが当たり前。
そんな素人な私たちにイラストレーターさんがヒアリングを行う理由は、
顧客満足度の高い作品をつくるため
イメージと違うと苦情を言われないため
費用に関わるアイテムを好き勝手に増やせないため
などでしょう。
裏を返せば、文句を付けないか、必要なだけの費用を払えるのであれば、
イメージがまとまらずともイラストレーターさんに「おまかせ」できると思います。
依頼の相談を行う時に私たちが理解しておくべきことは、
要望を出すのも決定を下すのも依頼者(自分)であるということです。
①思いつく限りの希望と要望を伝えて、イメージを昇華、擦り合わせましょう。
②「これ以上はイメージできそうにない」というタイミングになったら正式に依頼を申し込み、ラフ絵を描いてもらいましょう。
体験談⑤ 正式に依頼を申し込む/支払いを行う
見積提案が届いた後は正式に依頼を申し込めるようになります。
打ち合わせした内容で問題がなければ購入手続きへ進みます。
見積提案ページの「提案を購入する」ボタンを押しましょう。
支払い内容と方法が表示されます。
購入手続き(支払い)を終えると正式に依頼したことになります。
依頼確定前に相談したいことがあれば、購入する前に話しておきましょう。
ココナラの支払い方法/クーポン/サービス手数料
ココナラで支払い(決済)方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- ココナラコイン
- ポイント
- キャリア決済
- 電子マネー(BitCash)
- コンビニ決済
- 銀行振込
支払いはクレジットカードで済ませるのが簡単です。
もしクレジットカードを持っていない場合でも、
コンビニ決済や銀行振込が利用できるのでご安心ください。
詳しく確認したい場合はこちらのページ をご覧ください。
また、支払い方法を選択する画面で「クーポンを選択する」ことができます。
私は会員登録をした直後に発効された300円割引クーポンを使いました。
ちなみにクーポン券には有効期限がありますが、
たびたび発行されますので特に急ぐ必要はありませんよ。
あと、相場価格の項目で触れていた通り、サービス手数料と言うものがあります。
サービス手数料とはココナラの取り分のことで、
最終的にはサービス価格に5.5%上乗せされた合計を支払うことになります。
サービス価格(100%)+サービス手数料(5.5%)=合計(105.5%)
支払い方法とクーポンを選んだら「確認」ボタンを押します。
支払い内容の確認
「お支払い方法確認」の画面で、
- クーポンの割引が適用されていること
- 決済方法が合っていること
- 支払い内容(価格)が打ち合わせした内容と合っていること
などを確認します。
問題がなければ「確定する」ボタンを押しましょう。
クレジットカード払いの場合は、すぐに出品者に正式依頼の通知が送られます。
依頼後、途中でキャンセルはできるのか?
出品者からの連絡がない
途中で連絡が途絶えてしまった
このような場合にはキャンセルが可能です。
しかし、原則では出品者側からしかキャンセルはできません。
出品者をイタズラから守るための措置ですね。
なお、キャンセルには両者の同意が必要となります。
依頼後にキャンセルをしたいとなると出品者の方に迷惑がかかりますので、
依頼の意思はお支払い確認の時に固めておきましょう。
体験談⑥ 作成されたラフ案が届く/修正要望を伝える
支払い手続きが完了するとトークルームがオープンします。
相談時とは別のトークルームです。
(見た目は少し違いますが、使い方は同じです。)
こちらのトークルームでのやり取りも非公開となりますのでご安心ください。
なお、正式な依頼を行ったため、ここからは実際にアイコンを描いてもらえます。
支払い後、1回目のメッセージが届きました。
- ご依頼ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
- ラフの制作にあたって詳しいイメージをお聞きします。
- アイコンの構図(上半身/全身)、向き(左右正面)
- ポーズ(空いている手、顔の方向き等)、表情
- 眼鏡の種類
- パソコンの色、背面のロゴや文字
- 服装、色、着方
- イメージカラー(主に背景に用います)
詳細イメージのヒアリングが来ました。
いただいたヒアリング項目の内、以下の2点だけはアドバイスできます。
アイコンの構図については「アイコンのデザインを考える」で触れた通り、
自分で表示域を拡大すればいいので、個人的には「全身」をおすすめします。
キャラの向きはお好みですが、
ユーザーと向き合っている雰囲気を出したければ顔は正面向きが良いです。
まぁ、これらはアイコンが出来上がった後に考えたことなので、
当時の私は何も思いつかなかったのですが…。
支払い後、1回目の送信メッセージ
制作の方、改めてよろしくお願いいたします。
ヒアリングの内容についてはイメージが浮かばず回答が難しいので、よろしければえむたか様の方でイメージされているものがあれば教えていただけませんか?
その内容をベースにイメージを明確化していければと思っています。よろしくお願いいたします。
要は「その中で決まっていることはありません」という意味の回答ですね。
ただし無料修正回数が少ないため、
「作業前に決められることは決めたいな」と思っていました。
2回目の返信メッセージ
- 全ておまかせでラフの制作に入るということで問題ないでしょうか?
- 無料修正回数は1回です。
私の求めていた回答とは少しズレた答えが返ってきました。
もしかすると、詳細なイメージの言語化は難しいと判断されたのかもしれません。
私もこれまでのやり取りによって、言葉だけでは決めにくいことは分かっていたため、思い切って、残りのイメージは「おまかせ」で作業を始めてもらうことにしました。
2回目の送信メッセージ
おまかせでラフ制作を進める方向でお願いできますか?
無料修正回数1回の件も了解しました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
3回目の返信メッセージ
- かしこまりました。当方のイメージでラフを制作いたします。
- ラフをご覧になった後、イメージの修正をお申し付けください。
3回目の送信メッセージ
ありがとうございます。楽しみにお待ちしています。
さて、どのようなアイコンを描いてもらえるのか、期待と不安が半々ですね。
描いていただくのはラフ絵なので、まだ完成品ではありません。
完成するまでやり取りは続きますよ。
4回目の返信メッセージ
- ラフの制作が完了しましたので添付いたします。
- ラフ1とラフ2の2パターンをご用意いたしました。
- ラフをご覧になってどちらの案が良いかお選びください。良いとこ取りでも大丈夫です。
- 修正加筆点についてもお送りください。
そして、届いたラフ段階のアイコンが下の画像です!
途中経過ですし、ラフ2は採用しなかった案なので、一応ぼかしをかけています。
おおー、いい感じですね。
ラフ案を受け取った後は、どちらの案が良いかや、修正・加筆の要望などを考えます。
①プロフィール画像での見え方
twitterやブログに適用させてみた感じでは、「色味」はラフ1の方が明るくて良い。
②向いている方向
正面を向いているラフ1の方がユーザーに視線を向けている感じがしました。
③眼鏡
眼鏡が小さい(ラフ2)と
④表情
口の形はラフ1のように縦長の方が人懐っこい印象があると感じました。表情はラフ2の方が好きですね。
ここまで検討を行った段階で、ラフ1をベースにしようと思いました。
そのため、以降はラフ1について修正して欲しい部分を探しました。
⑤足の開き方
足が閉じ切っていると女性感が強いと感じました。せっかく性別や年齢を度外視できる動物キャラなので、できれば中性的にしたいです。
⑥服の色
アイコンが全体的に黄色いので、服の色は寒色系にした方が見栄えすると思いました。
⑦顔の色の線引き
口周りの白色は、ラフ2のパターンで線引きした方が見た目が良いと感じました。
⑧表情
表情(目、眉、口)パーツはラフ2のようにしたいです。(眼鏡はラフ1でOK。)
⑨服の色
ラフ1の方は面長なためか、おでこが広く(長く)感じられました。頭部に入っている模様を長くすれば、おでこが広い印象が緩和できるかもしれないと思いました。
修正・加筆の要望が整理できました!
私は実際に目にしないとイメージができない質なので、
自分でアイコンの差分を作って検討を重ねました。(4時間かかりました。)
無料修正回数が多い場合は
イラストレーターさんに差分パターンを作ってもらうのもアリかもしれません。
4回目の送信メッセージ(ラフに対する意見)
ラフ案を拝見しましたので、修正していただきたい内容をまとめてみました。
- 印象はラフ1の方が良かったので、ラフ1をベースにしてください。
- 足が閉じ切っていると女性感が強いため、わずかに足を開いてもらえますか?(大股開きになると男性的になりすぎるため、あまり開きすぎない程度に。)→添付1
- アイコンが全体的に黄色いので、服の色は寒色系にした方が見栄えしそうだと思いました。PCの色合いは服の色と連動させていると思いますので、同様の対応でお願いします。→添付2
- 口周りの白色は、ラフ2のパターンで線引きしてください。→添付2
- 表情(目、眉、口)パーツはラフ2の方が好みです。(眼鏡についてはラフ1のままで問題ありません。)
- ラフ1は面長なためか、おでこが広く(長く)感じられます。頭部の模様を長くすることで多少の印象変更は図れるのかと思いますが、根本的に少し頭部が長いような気がします。頭部サイズのバランス調節はできそうでしょうか?→添付3
修正作業の前に擦り合わせができればと思います。
よろしくお願いいたします。
この修正要望メッセージを送る時、検討に使った差分画像を添付しました。
言葉だけよりも画像があった方が伝わりやすいですから。
5回目の返信メッセージ(ラフの修正方針)
- ご丁寧に修正箇所のご指示をいただきありがとうございます。
- ラフ1ベースで、基本的に添付1〜3で修正します。
- 細かいバランスについては合わせて作成いたします。
- 服の色は添付2に加えてもう1パターン追加の提案をさせていただきます。
服の色は寒色系で3色を提案をしていただけるようです。
私もさまざまな色を試してみましたが、
適度な濃淡や明暗が分からなかったのでありがたいです。
5回目の送信メッセージ
修正方針は仰っていただいている内容で問題ありません。
お手数をおかけいたしますが、引き続きよろしくお願いいたします。
6回目の返信メッセージ(ラフの修正版)
- 作業が完了いたしましたので、修正版をお送りいたします。
- 表情の修正に加えて、下記パーツのA~Cの3パターンをご用意いたしました。
- 足:A・Bは共通。Cは広めで足指先を地面に。
- 服:各ジャケットとインナーの色を変更。
- 頭の模様・形:Aは模様を長めに、頭の大きさはオリジナルと同じ。Bは模様をAよりも長めにして、頭をやや下方へ小さく。Cの模様はBと同じで、頭や体を全体的に小さく。
全体のサイズバランスや性別の印象を考慮してくださったのか、C案までご用意いただけました。
実際にラフ修正版のアイコンを見てみましょう!
小さな変化ですが、最初のラフと比べるとだいぶ印象が変わりました。
特にCはずんぐりむっくり感がなくなりましたね。
- 表情は人懐っこい雰囲気から、自信と親切心が表れた笑みになりました。
- 口周りの白色が鼻下の部分にまで広がりました。
- 服が寒色系になりました。
- 頭の模様の長さが伸びて、バランスの調整が行われました。
- 閉じ切っていた足が開きました。
次に、それぞれのパーツについて、A〜Cのどのパターンを採用するかを選びました。
- 全体のバランスや服の色を見た感じ、Cが一番良いと感じました。
- 足の指先はCよりもA・Bの方が良いと思いました。
上記の内容で作業を進めていただこうと思います。
6回目の送信メッセージ(ラフの修正版に対する意見)
3パターンもご用意いただきありがとうございました!
全体のバランスや服の色を見た感じではCが一番良いと思いましたので、C案を採用していただければと思います。
ただ、足の指先は接地していないA・Bの方でお願いします。
ちなみに、製作の流れ的にはこれで本制作に入るということでしたか?
無料修正回数は1回だったので、 これで本制作に入るのだと思います。
7回目の返信メッセージ
- ご確認いただきありがとうございます。
- こちらの内容で本制作に入らせていただきます。
7回目の送信メッセージ
本制作作業の方もよろしくお願いいたします。
ここまで来たらもう一息です!
ラフ案に対する修正要望では客観的な意見も大切!
ラフ案に対してどのような修正要望を出すのかは、
「購入者の感性」や「アイコンに持たせたい印象」で変わります。
ただし、自分で検討しただけではユーザーに与える印象に不安が残ります。
できれば第三者から「客観的な意見」をもらった方が良いでしょう。
ラフ段階のアイコンなので、不特定多数にアンケートを取るような行動は控えた方が良いと思います。身の回りの家族や友人に意見を聴く程度にしておきましょう。
ラフ提案数と無料修正回数
私が依頼したサービスは「ラフ提案数:2案」「無料修正回数:1回」です。
そして、最初に届いたラフは2案で、その後に届いた修正版は3パターン。
ラフ提案数の2案を越えているようにも思えますが、おそらくは解釈の問題です。
ラフ1~2:「ラフ提案数:2案」
↓
修正作業:「無料修正回数:1回」
↓
修正版A~C
修正版A~Cの3パターンはラフ1の修正差分であり、
サービスの基本設定である「ラフ提案数」とは別の扱いなんだと思います。
つまりはイラストレーターさんの匙加減かと。
差分づくりの大変さによって修正版の提案数は違ってくるでしょう。
あとは本制作が終わるのを待ちます。
体験談⑦ 清書された完成品が届く/確認&要望を伝える
8回目の返信メッセージ
- 完成品を添付してお送りいたします。
- 出来栄えはいかがでしょうか?
- 修正箇所がないかご確認ください。
ついに清書された完成品が届きました!
デザインは修正版をもとにしているので驚きや興奮は覚えませんでしたが、
最初のラフと比べるとだいぶ印象が変わりました。
それでは出来栄えや修正箇所を確認しましょう。
8回目の送信メッセージ(完成品の微調整要望)
ありがとうございます。完成品を拝見いたしました。
良い出来栄えに仕上げていただけたと思います。
ただ、少しだけ微調整をお願いしたい箇所があります。
詳しくは「添付5」の画像をご覧いただきたいのですが、
・額の模様の長さは左眼鏡のフレーム上端をギリギリ超えない長さ。
・左足(奥側の足)は右足同様にくびれが無い状態。
上記の内容で調整をしていただけますか?
下画像は微調整要望箇所を伝えるために添付した画像です。
細かい要望は具体的に伝えた方がやり取りがスムーズに進みます。
それに、いくら微調整と言ってもすでに無料修正回数を行使していますから、イラストレーターさんに負担をかけないようにすると言う意味でも、できるだけ正確に調整してもらいたい箇所を伝えました。
また、最終的な完成品について、以下のパターンもいただきたいです。
・背景が透過しているもの
・完成品の左右反転版
お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
9回目の返信メッセージ
- 額の模様と足の2箇所は修正させていただきます。
- 「背景が透過しているもの」は追加料金500円で制作を行なっております。
……あれ? 背景の透過って別途料金がかかるんですか?
見積提案の時には何も言われなかったはずなんですけど。
恐れていた認識の相違です。
9回目の送信メッセージ
修正の件、よろしくお願いいたします。
それと確認内容の件です。
「背景が透過しているもの」→ご相談の段階から背景を透過して使用したいと説明させていただいておりましたが、料金の話には上がって来なかったので無償で対応していただける範囲だと思っていました。金額に関わる話なので、事前にご説明をいただきたかったです。有償と言うことであれば、いただいた完成品をもとに私の方で透過処理を行おうと思います。当方で加工処理を行うことに問題はないと考えてよろしいでしょうか?
ご確認のほどよろしくお願いいたします。
改めて見直すと、冷静に努めようとする影で感情が見え隠れしていますね…。
認識の違いが見つかった時には感情的になってはいけません。
冷静に話し合いましょう。
これが仕事であれば、電話で直接話し合った方が良いのですが、
ココナラのアイコン依頼サービスではそういった手段が使えません。
どうにか文章だけで意思の疎通を図る必要があります。
10回目の返信メッセージ
- 大変申し訳ございません、メッセージの中でお話されていたことを確認して参りました。
- 事前にご相談いただいておりましたため、追加料金無しで制作いたします。
ああ、トラブルに発展しなくて良かった…。
見返してみるとサービスページの有料オプションに「背景透過+¥500」とありました。
本来であれば見積提案の時点で加算されていたのでしょう。
今回は見積に不備があったため、追加料金なしで制作していただけるようです。
そしてついに…最後の微調整も終えた完成品データが届きました!
体験談⑧ 納品された完成品を確認する
完成品データが納品されたら、中身に不備がないかを確認しましょう。
完成品はZIPファイルで納品されました。
中身の画像形式はPNGです。
私の場合、下画像が最終的に納品された完成品のアイコンです。
微調整の前と後で並べてみます。
←調整前 / 調整後→
間違い探しかと言うレベルですが、額の模様の長さと足の形状が変わっています。
個人的には気になった部分が解消されて満足しました!
10回目の送信メッセージ
完成品をお送りいただきありがとうございました。
また、背景透過の件も疑問が晴れて安心いたしました!
ご確認いただきありがとうございました。
完成品データの中身も確認いたしました。
希望通りの完成品をいただけて嬉しい限りです!
イメージがボヤっとしていたり、細かい要望を出したりで、いろいろとお手間もおかけしたと思いますが、ご丁寧に対応いただきありがとうございました。
事前相談で約5回、正式依頼後で約10回、計15回ほどのやり取りをしました。
改めて振り返ってみたところ、
いただいたラフをもとにこれだけ多くの検討を重ねていました。
完成したアイコンを見る度に、苦労の甲斐があったとしみじみと感じています。
最後の返信メッセージ(正式な納品)
- ご確認いただきありがとうございます。
- 問題無しとのことで以上でサービス終了とさせていただきます。
- この度はご依頼いただきありがとうございました。
「正式な納品」が送られてきたら「納品確認」をする
※上の画像はココナラリニューアル前の「正式な回答」です。
取引が完了したと思われるタイミングで、
出品者からサービスの終了を告げる「正式な納品」が送られてきます。
購入者は正式な納品が届いてから72時間以内に納品内容を確認します。
要はこれまでと同じで、アイコン画像に不備がないかを確認すればOKです。
内容に問題がなければ「承認」、何か相違があれば「差し戻し」を選択します。
※承諾を選ぶとトークルームがクローズします。その前に感謝の気持ちを伝えましょう。
※72時間以内に回答をしなかった場合は自動的に「承諾」されます。必ず期限内に納品確認を行いましょう。
一度差し戻しを行った場合は、出品者が2回目に行う正式な納品が最終的な納品となります。この場合は私たち購入者が評価を入力するか、72時間が経過したかのどちらかで、トークルームがクローズされます。
トークルームがクローズする(承諾)前にお礼を伝えておく
正式な納品が届いた後でも「トークルームに追加で投稿する」でメッセージを送れます。
必要だと感じる場合には、トークルームをクローズする前に
お礼のメッセージを送りましょう。
また、不特定多数の人たちに公開されても良いのであれば、トークルームをクローズした後の「出品者の評価を入力する」にてお礼の気持ちを書き込むこともできます。
これにて取引完了です!
ひとまずお疲れ様でした!
最後に出品者を評価して終わり!
正式な納品を承諾してトークルームがクローズした後は出品者の評価を入力します。
出品者の評価を入力するかどうかは任意です。
評価しても良い方は「出品者の評価を入力する」ボタンを押しましょう。
評価項目は大きく2つに分類されています。
公開される評価
出品者や他のココナラユーザーが閲覧できる評価項目です。
1. 総合評価……サービスを5段階で評価します
2. 評価コメント……サービスを利用した感想を書き込みます
ちなみに、出品者が「匿名での入力を許可」している場合は、
匿名(購入者の名前が伏せられた状態)で評価を入力することもできます。
非公開の評価
出品者や他のココナラユーザーが閲覧できない評価項目です。
3. サービスの説明……5段階で評価します
4. コミュニケーション……5段階で評価します
5. クオリティ……5段階で評価します
6. 納期/スケジュール……5段階で評価します
7. このサービスはオススメできますか?……オススメする or しない
ただし、評価した回答者たちの評価平均値には反映されます。
入力を終えたら評価内容に間違いがないかを確認します。
問題なければ「送信する」ボタンを押しましょう。
これにて評価完了です!
イラストレーターさんに依頼した感想(えむたか様への感想)
初めてココナラを使う。
初めてアイコン制作を依頼する。
そんな初体験だらけだった私でも、無事に取引を終えることができました。
やり取りを円滑に進められた要因としては、イラストレーターさんが事前相談の時から丁寧に対応してくださったことが大きいと思います。
こちらは手順が何もわからなかったので、導いてくださるのは非常に助かりました。
特にアイコンの完成形(理想像)がなかなかイメージできなかった状況は、イラストレーターさんの力なくして解決はできなかったと思います。
また、細かい注文に対応していただけたことも地味に嬉しかったポイントですね。
ココナラでアイコン制作を依頼した感想(ココナラへの感想)
イラストレーターさん探しでは、条件を絞り込むことで依頼したいサービスが見つやすかったですし、トークルームは画像を添付できたりログが確認しやすかったりと、とても洗練されているサービスだと思いました。
少し気になった点としては、支払い画面を見るまでは出品者が提示した価格しか表示されないことですね。
実際にはサービス手数料で支払い金額が増えるため、騙されたような気分になりました。
逆に言えば、不満に感じたことはそれだけでした。
体験談 ⑨SNSやブログにアイコンを設定する
作っていただいたアイコンも、使わなければ意味がありません。
SNSやブログなどで実際に設定してみましょう!
私もブログのプロフィール画像や吹き出しに反映してみました。
しかし…
納品されたアイコンはそのまま使うと小さかったです!
どうにかしてアイコンのサイズを調整しないといけません!
アイコンの表示領域を調整する
Twitterの場合は画像を取り込んだ後で表示領域を調整できます。
よって、他のアプリを使った編集作業などは要りません。
私の場合は、上半身から上が映る大きさに拡大しました。
問題となるのはブログのプロフィールや吹き出しに使う場合です。
画像の取り込みをおこなう前に、アイコンの表示領域を調整しましょう。
調整方法としては、画像編集アプリ(ソフト)を使います。
「このアプリがおすすめ!」のような意見は特にありません。
スマホのアプリを使っても良いですし、PCのソフトを使っても良いです。
私は使い慣れている「GIMP」というPCのフリーソフトを使いました。
ダウンロードしたい方はこちらからどうぞ。(Windows版)
表示領域の調整作業
具体的な作業としては、キャンバスサイズを小さくして、画像の位置を調整します。
プロフィール画像は実際に適用してみて、最善だと感じる表示領域に調整してみてください。私の場合は余白が映らないように拡大しただけです。
吹き出し画像は、調整した画像をいくつか用意して比較テストを行いました。
近すぎず遠すぎず、配色バランスにも気を付けつつ、余白まで意識しましょう。
このアイコンの場合は、比較テストの3と7の中間の大きさ、顔の位置は中心線から少し外側にずらすという調整に決めました。
アイコンの表情差分をつくる
文章では落ち込んでいるのにアイコンが笑顔だったら違和感がありますよね?
さまざまな状況で吹き出しを使うことを考えると、
アイコンに表情の差分があった方が便利そうです。
ですが私が描いていただいたアイコンは1枚だけ。差分はありません。
…だったら作ってしまえば良いのでは?
作りました。
ちょっと焦っている時に使えます。
「汗」の部分は、私がニコニ・コモンズに投稿したイラスト素材です。
インターネット上であれば、誰でも無料で利用できます。
ニコニコの無料会員登録が必要ですが、よろしければ使ってみてください。
「汗・水滴・涙」アイコンのダウンロードページ:https://commons.nicovideo.jp/material/nc221116
※上記リンク先の「汗・水滴・涙」アイコンの著作権は当方に帰属します。
※本来はクレジット表記をしていただくのですが、吹き出し画像にクレジット表記をするのは現実的ではないため、吹き出し画像の差分で使用する場合のみ、クレジット表記なしでも良いこととします。
会話風の画像付き吹き出しのサンプルコード(HTML・CSS)
おまけコーナーです。
当記事でも使っていた会話風の画像付き吹き出しのサンプルコードを公開します。
インターネット上で公開されている吹き出しのサンプルコードは名前表示とセットのものばかりで私の使い方とは合わなかったため、名前表示を消した仕様にしています。
HTMLコード
<div class="talk11"><figure class="talk11-img"><img src="ここに画像のURL" alt="吹き出し左側用のアイコン" /></figure><div class="talk11-txt"><p class="talk11-text">ここに喋らせたいテキスト</p></div></div>
CSSコード
/* アイコン付き会話風テキスト */
.talk11 {
margin-bottom: 10px;
}
.talk11 figure img {
width: 100%;
height: 100%;
border: 2px solid #88bece;
border-radius: 50%;
margin: 0;
}
p.talk11-text {
margin: 0 0 8px;
}
p.talk11-text:last-child {
margin-bottom: 0px;
}
.talk11:after,.talk:before {
clear: both;
content: "";
display: block;
}
.talk11-img {
margin-left: 4px;
margin-top: -1px;
float: left;
width: 70px;
height: 70px;
}
.talk11-txt {
color: #444;
position: relative;
margin-left: 100px;
padding: 0.6em 0.8em 1em 0.8em;
border: 3px solid #88bece;
background-color: #fff;
border-radius: 5px;
}
.talk11-txt:before {
position: absolute;
content: '';
border: 10px solid transparent;
border-right: 10px solid #88bece;
top: 24px;
left: -20px;
}
.talk11-txt:after {
position: absolute;
content: '';
border: 10px solid transparent;
border-right: 10px solid #fff;
top: 24px;
left: -16px;
}
もとはこちらのページ のコードを参考にさせていただきました。
まとめ
初めてココナラを利用しましたが、思いのほか使いやすいサービスでした。
イラストレーターさんの人数も多く、イラストのタッチもさまざま。
出品者やサービスを評価するシステムがあるため、出品者の方の対応も実に丁寧です。
初めてアイコン制作を依頼をする人にも優しいサービスだと思いました。
画像出典:ココナラ公式HP