前回に引き続き、新型コロナウイルス感染症の後遺症?についての経過報告です。
ただ、今回の報告で一旦の決着になります。
治ってはいませんが、これ以上の進展はないと思いますので。
3~4週間目
前回の経過報告では、かかっていた内科で咳止め薬や抗生剤を処方してもらったところまでを報告しました。今回はその続きになります。
新型コロナウイルス感染症の自宅療養解除後から3~4週間目。
かかっている内科で抗生剤が効かなかったことを報告しました。
すると、その内科ではそれ以上の精密検査ができないということで、地域の総合病院の呼吸器内科を紹介してもらいました(紹介状を書いてもらいました)。
はじめて紹介状を書いてもらったのでどんなものなのかと気になったのですが、開封しないでくださいと注意書きがあったので中身は見れませんでした。
まあそれはともかく、後日、紹介状を持って総合病院に行きました。
総合病院では以下の検査を行いました。
- 血液検査
- 呼気ガス分析
- レントゲン撮影
これらの検査を行って診療した結果、基本的に異常はありませんでした。
ただ唯一、「NO濃度」に異常値が出ていました。
このNO濃度とは呼気ガス分析で測定できる数値で、ウイルス感染やアレルギー性鼻炎、
実際、私には秋花粉の病状もあるので、それが影響している可能性もあります。
まぁなんにしても、気管に炎症があって喘息のようになっているということが分かりました。
お医者様は感染後咳嗽と言う言葉を使っていました。
感染後咳嗽とは?
要は新型コロナウイルス感染症に限らず、感染症にかかった後に咳が止まらなくなる症状のことを指すようです(普通なら数日が経過すれば咳は治まる)。
この日は喘息患者などに処方される「吸入粉末剤(吸引剤)」とアレルギー性鼻炎に効く薬(抗アレルギー剤)を出してもらいました。
容器に入ったとても小さな粉末を吸って、
喘息の原因である気道の炎症を抑えて発作(咳)を予防する薬。
次回の診療予約を入れて一旦終了です。
受付や診察待ちや診療などで計2時間半ぐらいの時間がかかりました。
長かったです……
5~6週間目
吸引剤を吸っていたらほとんど咳が出なくなりました!
まあ完全に出なくなるわけではありませんけれど、かなりの効き目があり、夜には快眠できるようになりました。
吸引剤を吸ってさえいれば普段の日常に近い生活を送れます。
そんな状況で再診の予約をしていた総合病院へ。
とりあえず吸引剤で咳が止まることを報告しましたが、それ以上の検査はなく、診療も手短かに終わりました。
吸引剤は引き続き処方されますが、鼻炎の症状は冬になれば落ち着くため、今度は抗アレルギー剤は出さずに様子を見ることになりました。
そして、これからは吸引剤で炎症を防ぎつつ、咳が出なくなるのを長期的に待つ(観察する)ことになるのだと思います。
最後に、次回も総合病院で再診するか、元の内科にかかるかを問われました。
定期的な検査が必要なわけでもありませんし、必要なときには再び紹介してもらえば良いため、診察の待ち時間を考えて次回は元からかかっていた内科に行くことにしました。
そうと決まると元の内科宛に紹介状を書いていただけました。
まあ紹介状という名前ですが、実態は引継ぎ書みたいなものですね。
後遺症(?)のまとめ
・新型コロナウイルス感染症が治った後に数日(一週間以上ぐらい?)経っても咳が止まらないのは異常です。
・場合によっては総合病院を紹介してもらいましょう。小さなクリニックなどではできない検査が可能です。(検査できても解決できるとは限りませんけれど)
・明確な病状なのかどうかはよく分かりませんが、お医者様は感染後に長期に渡って咳が止まらない症状のことを「感染後咳嗽」と言っていました。咳嗽は「がいそう」と読み、咳のことです。
・吸引剤を吸うことで咳はほとんど止まるようになりました。
・状態としてはおそらく喘息と同じようなものなので、これからは吸引剤を継続的に処方してもらいつつ、状態の推移を観察していくことになるでしょう。
・え……本当に後遺症じゃないですかヤダー。
ということで、新型コロナウイルス感染症の後遺症についての報告は今回で終わります。
みなさんも後遺症には気を付けましょう!
気を付けてもなんともなりませんけどね!
↓ 半年後 ↓